2021-07-25

ジェノサイドの巻物

SFCシレン遊んだことのある人なら知ってるだろうが、ジェノサイドの巻物ってアイテムがあってな

敵に投げつけるとその冒険で同種の敵が一切出現しなくなる

シレンの発売年は1995年23万本ほど売れたらしい

別に小林賢太郎擁護するわけじゃないけど、件の開会式に使われたBGM元ネタを具に辿ればそういうのがいくらでも見つかるんじゃなかろうか

ロンドンポールマッカートニーが歌うことだって、彼の過去言動からそこに色々な曰がつけられて然るべきだっただろう

要は…自分は何が言いたいのか?

そのイベントは「平和の祭典」を標榜しているが、あんな大きなイベントが真の意味平和的に解決されることは決してない

それは「平和の祭典」である以前に、どうしようもなくデカプロジェクトから

デカプロジェクトには道理も裸足で逃げ出すような無理がどうしたって紛れ込んでくる

それこそ死人も出るだろう、限られたヒトモノカネのリソースの中で、曰く付きの人選が行われることもままあるだろう

あらゆる多様性配慮してたら、身動きが取れなくなる

別にIOCJOC批判するわけでもないんだ、デカプロジェクト制御しようと思ったら、誰がやってもああなるんじゃないか

俺たちは子どもの頃、ジェノサイドの巻物に腹を立てていたか?俺たちの親はその言葉遣い違和感自覚的で、それを理由子どもである俺たちがシレンプレイすることをやめさせたか

シレンWii移植された時だってジェノサイドの巻物という名前はそのままだったはずだ、誰かそれに抗議したか?元を辿れば、任天堂だってevilじゃないのか?

親は親で、俺たちを育てるのに必死だった、俺たちを育てるというデカプロジェクト最中にいた

デカプロジェクト最中にいると、多様性のるつぼが渦を巻いて轟々やってきて、逃げる暇もない、にっちもさっちも行かなくなる瞬間が必ずやってくる

あのイベントは、それを世界中人間が目の当たりにして茫然と自覚する、手段の一つでしかないんだ

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