2021-07-22

SWCラビが出した声明の、最も重要な箇所

【原文】The Simon Wiesenthal Center condemns past anti-Semitic jokes as well as reported bullying of disabled individuals, made by Japanese comedian Kentaro Kobayashi, who is the show director of the opening ceremony of the Tokyo Olympics.

【訳】サイモン・ウィーゼンタール・センターは、すでに報じられている障害者に対するイジメ(※注:原文が"bullying"と云う単語を用いているため、ここでは「イジメ」と云う訳語を当てたが、増田個人は「虐待」と考えている)に対してと同様に、日本人コメディアン小林賢太郎(東京五輪開会式ディレクター)が過去に行った反ユダヤジョーク発言に対して非難します。

SWC声明に対する反応の一部に「小山田圭吾のしたことと混同している」と云うものがあったが、混同しているのではなく「障害者イジメと同じく、これについても我々は批判する」と言っているのである

これは、後段で

【原文】The Nazi regime also gassed Germans with disabilities.

【訳】ナチス政権は、障害を持つドイツ人もガスによって殺害しました。

と記されていることからも見て取れる。

もう一度言う。SWCは、小山田圭吾小林賢太郎混同しているのではない。小山田圭吾の「障害者イジメ」を批判するのと同じく批判すると言っているのである。つまり小山田圭吾のしたことは、ナチスドイツ蛮行と同じである」と言っているのである

それを理解すれば、小山田圭吾の起用を継続しようとしたJOCが、どれほど国際社会から白眼視されているか理解できるだろう。

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