五輪チケット購入者らの認証情報がネット上に流出してるという報道が出ている。
https://nordot.app/790552913157406720
それに対して、案の定、五輪組織のセキュリティ体制について懸念するコメントが多数投稿されている。しかし、朝日新聞の記事を読むと少し事情が違うことがわかる。
https://www.asahi.com/articles/ASP7P7F5XP7PUTIL067.html
そもそもこれらの記事の経緯としては、(かまし企業として名を馳せている)「ダークトレーサー」という企業がダークウェブ上に認証情報がリークされていると言及したことに端を発するようだ。
記事中の彼らの発言を引用すると、(ここが重要のなのだが)「情報は、購入者やボランティアが詐欺目的のフィッシングサイトなどに誤って入力した際に、盗み取られたものとみられる。公式サイトからサイバー攻撃などで流出したものではないと同社はみている。」とのことである。
これは、確かに「購入者やボランティアの認証情報がリークされている」が、それは「五輪チケットの購入サイトから流出した物ではないと思われる」ということである。
この情報について記者が正しく認識していれば、そもそもこのリークに関して大した報道価値はないと判断できるはずである。
一般人がAmazonのフィッシングで認証情報をパクられたとして、誰がそんなことを共同通信や朝日新聞で知りたいと思うだろうか?
こういった背景から、これらの記事は「五輪運営組織を批判する目的を持ったミスリーディングな記事」だと思う。
そもそも、こういった誤認する可能性のある情報を流すスレットインテリジェンス企業にも問題はある。
連中は犯罪者のサイトを勝手にスクレイピングして情報を収集し、それを元に企業をそそのかして金儲けしてるような輩集団である。
チーナちゃんか?