2021-07-19

建設業者から見る熱海市残土問題

Yahooニュース国交省が「建設残土を排出から処分まで追跡記録‥」と掲載されていた。

でも、建設業に従事する自分から視点では追跡記録は解決策ではない!

土石流として流れた残土が仮に「佐藤さんの残土」なのか「鈴木さんの残土」なのか記録してもしょうがない。

今回の災害から学ぶ事は「残土で谷を埋めないこと」である

都心工事でもそうだが発注者の「指定地処理」「自由処分」の指示のもと、埼玉県の谷を残土で埋めて、千葉県の山を削って工事に使う「谷を埋める」「山を削る」事が問題である

近年では関東圏だけでなく、地方にも残土をリサイクルする施設があるのに活用しないのである

かにリサイクルするにはコストが掛かります

それゆえに熱海市業者のように、リサイクルしないでお金だけもらって谷に捨てる方が儲かるのである

そのような現状を把握せず「追跡記録」して谷を埋めてもしょうがないのである

国県市町村の方々には「捨てる」より「リサイクル」を徹底して貰う方が脱炭素や持続可能社会に繋がるのではないか?と思います

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