独特のシニカルな笑いがあちこちあって、まず主人公が身を偽るために、工業用配管の大手企業に就職するところからスタートする。
工業用配管工しか分からないであろう専門用語をひたすら連発するプレゼンを行い、会場からの質問にも専門用語で鮮やかに返すというシーンがある。
そして、主人公には太った兄がいて、協力してもらいながらスパイ活動を行う。
ここまで来て、私はあるゲームを思い出した。
子供のころよくやっていた、スーパーマリオブラザーズだ。
マリオがあらゆる土管にもぐり、色んな世界に行く。マリオはきのこを食べて大きくなったり、命が長らえたりする。
敵はカメで、カメに当たるとダメージをくらう。あと歩く栗とか。
マリオはひげが生えているので、成人の設定だ。本人は小太りで、ルイージという長身の弟がいて、イタリア人兄弟で配管工という設定だったと思う。
子供のころは全く気にしていなかったが、もし企画会議とかで「こんなゲームどうでしょうか」と提案されたら、「こいつの頭どうなってんだ」って思う。
この海外ドラマは、現代版のマリオブラザーズと言ったら納得する世界観だ。
しかし、最初のスーパーマリオブラザーズを超えるぶっとんだ設定は中々現れないのではないだろうか。