そりゃあ直木賞も芥川賞も元々商業目的で作られたものではあるかもしれんよ。
でも十数年前には、「あぁ話題性枠ね」というのは今より少なかった気がする。
芸能人、年齢、別ジャンル活動、作風の時代性などで目立つノミネートは時々あったが、頻度がほどほどだった。
だからこそ、「実力のある作品に話題性もついてきただけかもな」と好意的に解釈しやすかった多かった。(実際は話題性ノミネートだったにせよ)
たとえば04年の綿矢りさ・金原ひとみは、私はどちらも好きだが同時受賞は「選考委員、狙ったな?」と勘ぐりたくはなる。
が、擁護の声も大きく、売れもした。
でも昨今のノミネート作品群は、毎回のように話題性枠っぽいノミネートがあると感じる。
そのせいで、実力に話題性がついてきた作品まで色眼鏡つきで語られる気がする。
というか話題性枠と言ったって本当にポンコツな作品をノミネートするほど両賞は堕落しちゃいないわけで、賞レースにふさわしいほどではないが十分面白い程度の質があるのがほとんどだ。
だからこそかえって、下手に賞に絡ませられたせいで私みたいなやつに嫌みを言われだすのはかわいそうよなあ。
内田春菊の自伝直木賞じゃなかったっけ? ずっと同じじゃね
ワイは直木賞で「一番面白かった作品の次の作品くらいで受賞する現象」を許してないよ。 まぁ、一番面白かった作品で評価が上がった結果での次回作受賞なんやろうけど、やっぱり直...
めちゃくちゃわかるわ。 ワイは直木賞で「一番面白かった作品の次の作品くらいで受賞する現象」を許してないよ。 まぁ、一番面白かった作品で評価が上がった結果での次回作受賞な...