世の中にはこんなにも猫が好きな人が多いとは思わなかったし、猫の話題や画像がみんな好きだと考えてる人がこれほどたくさんいるとは考えてなかった。
猫に嫌悪感を持つ人はいないのだろうか。発言しないだけなのだろうか。
両親が一生懸命整えた庭の植物を野良猫が荒らし、フンをしていった。猫除けシートや忌避剤を使ってもすぐ侵入してくる。
自治体に頼んでも駆除はできないうえ、直接傷つけることは許されない。見かけたら追っかけまわすことしかできなかった。
両親はずっと野良猫の対策に苦しんでいた。それを見て育ったのだから猫を嫌いになるのは当然だ。
猫=害獣という意識は大人になっても無くなることはなく、今でも猫に触ることすらできない。
似たような境遇の人はたくさんいると思っていた。どこの自治体ホームページにもだいたい野良猫の対策について記載がある。多くの人が野良猫の被害に苦しみ、猫自体を嫌悪していると思っていた。
しかし実際は違った。テレビもネットも猫が可愛い、好きという人ばかりだ。
友人や同僚達も、猫の画像や動画を見つけては可愛いと話している。それは本心で言っているのだろうか。猫嫌いを悟られたくなくて言葉を選んでいるだけなのだろうか。
猫に嫌悪感を持つ人間は自分しかいないんじゃないかと不安になる。
先日も実家に帰って野良猫対策の修理をした。最近子猫が生まれたらしい。考えるだけで気味が悪くて怖くなってくる。いつまで対策を続けなければならないのだろうか。
猫好きな人、猫を飼っている人には、これ以上野良猫や猫の被害を増やさないように対応をお願いしたい。
自分は猫が嫌いだが、猫に暴力をするようなことはしたくない。というよりも関わりたくない。
放し飼いをするのは勝手だが他人の敷地に入らないように注意してほしい。みんながみんな温かい目で猫を見ているとは限らない。侵入された側は野良猫だろうが飼い猫だろうが追い出すしかなく、常習ともなれば、対策をせざるを得ない。
生きるの苦手板予備軍ですか?
猫好きな人が大多数の世の中ならば、自分のような人間はいないほうがいいだろうから。 自虐のフリして「少数派はきえるべき」っていう差別をしている自覚してるか?