2021-06-29

雑誌映画秘宝』の記憶臨時復活

 高齢男性コンビニで148円相当のお菓子を盗んで逮捕されたという、佐賀県で起きた窃盗事件報道に対して、町山智浩が「コンビニ店員自分ポケットマネーで代金を立て替えて、犯人逮捕されないようにするべきだった」と店員批判して、物議を醸していることをご存知の方も多いと思います

 事件のものに関する意見として傾聴に値するようなものは、他の方々によって既に概ね出尽くしていると思いますので、それについて浅学非才の私が今さら付け加えることは、特に有りません。

 ここで私が一時的に復活したのは、勿論、町山智浩について書くためです。

 かつて、某有名国際映画祭取材した町山智浩は、その様子を『映画秘宝』に記事として書きました。スピーチをするために招かれて登壇した某有名女優が、彼女自身の出演作品とは丸っきり無関係なことを喋り出して、挙句の果てに「世界平和を!」等のアジテーションを繰り広げた有り様について、面白おかしく書いた記事でした。その場に居合わせ海外メディア関係者町山智浩が「アレは●●をやってハイになってるねw」「●●をやってる奴って、何故か突然『世界平和』とか上から目線説教したがるよねw」と笑い合って、話が盛り上がったというようなことも書いていたと記憶しています

 ここで私が言いたいのは、今の町山智浩自身が、件の『映画秘宝記事の中で揶揄していた「御高説を垂れていた某女優」と五十歩百歩の状態に在るのではないか?ということです。町山智浩が●●をやっていると言いたいのではなく、現在の町山は他人から嗤われているということです。

 地方在住者の方には実感してもらえると思うのですが、佐賀県という土地を考えると、当該のコンビニで働く店員の時給は高々数百円と思料されます。そのような待遇で働くコンビニ店員にとって、自腹で148円を立て替えて払うということは、並大抵のことではなく、相当な痛みを伴う行為と言っても過言ではありません。コンビニで働く店員仕事が、如何に(時給に見合わないほど!)大変なものかを、町山智浩理解していないのでしょう。低賃金労働者の苦境には思いを巡らせず「ポケットマネーによる自己犠牲を払え」と彼らに説く、町山智浩の高邁な精神は甚だ見上げたものです。見上げたもんだよ屋根のフンドシ、見下げたもんだよ蛙のションベン(※ここは『寅さん』の渥美清の口調でお願いします)。

 そんなに自己犠牲精神を説くのが好きならば、高橋ヨシキから「町山さんのこと大好きだから、俺の妻の胸を揉んでも良いですよ」と言われた時、なぜ町山智浩は、高橋に対して「奥さん負担押し付けるな!俺の機嫌を取りたいなら、お前が身体を張れ!お前の身体を俺に差し出せ!」と説教しなかったのでしょうか?そうすれば少なくとも、高橋の元・妻の女性だけは被害を免れることができたでしょう。ホモソーシャル大好き男たちの自己満足のために、女性一方的犠牲を払わねばならない道理が有るでしょうか?

 現在町山智浩が、アメリカ西海岸の、それなりに治安環境が良い地域や家で生活していることは、皆様もご存知のとおりです。しかし、その町山のアメリカ生活可能なのはアメリカ企業バリバリ働いている町山智浩奥さんの稼ぎに依るところが大きいのです。これは、町山智浩自身公言している、周知の事実です。そうです。ここでも、犠牲になっているのは女性なのです。

 そのような、女性(この場合町山智浩奥さん)の犠牲の下に成り立つ、恵まれ環境生活している町山智浩が、低賃金労働者に対して「自己犠牲を払え」と偉そうに説教するとは、一体何の冗談でしょうか?自己犠牲を払って弱者を救済する人は、確かに称賛と尊敬に値すると私も思いますしかし、そのような尊い行為は、自分が率先して行うならまだしも、他人に対して行えと強制することではありません。ましてや、それが出来ない他人非難することもできません。そんなことも考えず、自己を省みず偉そうな御高説を垂れていれば、某女優と同じく他人から嗤われても仕方が無いでしょう。町山智浩奥さんからすれば「アンタこそ私達(妻子)に苦労ばっかり掛けずに、私達の為に自己犠牲精神を発揮したら?」と、嫌味の一つや二つを町山に言っても許されるのではないかと私は思います

 ギンティ小林パトリック・マシアス等に対して行ったパワハラ高橋ヨシキの元・妻である女性に対して行った性的搾取、長年に渡って繰り返し同性愛者に対して行ってきた差別発言他者尊厳を露ほども顧みない町山智浩所業については、これまで何度も書きました。そんな町山が高邁な自己犠牲論を説く姿は、はっきり言えば「醜悪」の一語に尽きます。例えば、心にも無い愛国心を唱えながら、庶民に対しては酷薄政策を執る、自称保守政治家のように。例えば、自分自身が陰では黄色人種差別発言をしていたにも関わらず、訳知り顔でドナルド・トランプ非難していた、ビリーアイリッシュのように。私が挙げた以外にも、これを読んでいる人たち各自が思い浮かべることの出来る「偽善者」がいることと思います。耳に心地良く響く、良い言葉を唱えることで、己を実際の己よりも大きく高く他人に見せようとする偽善者が。そういう偽善者たちと同じく、町山智浩は「醜悪」です。

 最近は、一部の町山ウォッチャーたちが「近頃、言うことがオカシイぞ。町山は●●でもやってるのか?」と揶揄するという場面をネットでは見かけます。某女優揶揄した因果が巡り巡ってという感じですが、しかし、現在町山智浩が高説を垂れるのを説明するのに「●●をやってるから」と●●原因説を立てる必要は有りません。

 近頃になってから急にオカシクなったのではなく、ずっと昔から町山智浩の言う事やる事はオカシカッタのです。ただ昔とは異なり、オカシイことはオカシイ気づき忖度せずにそれを指摘するように、町山智浩の周囲が変化しただけのことなのです。その変化の一つは、町山が脚本担当した実写版進撃の巨人』が駄作に終わったこと、映画に関する町山の過去著作発言が掘り起こされて複数のガセ情報的外れ批評が含まれると指摘されたことなどにより、一般人町山智浩能力に対して疑問符を付けるようになったことです。別の変化としては、恫喝DM事件対応失敗で『映画秘宝』を追われたこから、町山に忖度してくれる子分たちが存在するような、町山智浩にとって居心地の良い聖域が失われたことです。

 こうして町山智浩に向けられる第三者から評価は、以前よりも低く、厳しくなりました。しかし、町山智浩自己評価どうでしょうか?

 『映画秘宝』読者ならば知ってのとおり、町山智浩は、自身ダメさ加減を自嘲的なポーズと共に語るという手法を取り続けてきました。しかし、そういう語り口とは裏腹に、実際の町山智浩には「あくまでもポーズだよ、ポーズ!本当の俺はダメじゃないよ!」という自意識自己評価が有るであろうことは、誰の目にも明らかでした。それを如実に示すのが「若い女は物を知らないから、大人の男であるオレが教えてやるよ」という、町山智浩マンスプレイニング体質でした。要するに、町山智浩自己評価は「本当のオレは凄い」というものでした。

 しかし、このように町山智浩自身は高い自己評価を持つにも関わらず、現在の町山に対して現実一般人から寄せられる評価は大方「映画脚本ダメ映画について語ること書くこともダメ町山智浩の言うことは信頼性の無い眉唾で、マジメに聞くに値しない」といった低いものです。とすれば、町山智浩の内部で「高い自己評価」と「第三者による辛い評価」が齟齬を来し始めているのは想像に難くありません。そのような齟齬を埋め合わせる為に、今からでも堅実に努力を始めれば良いのですが、実際に町山がしていることといえば、Twitterを通じて何かしら社会派ぶった発言を繰り返すことです。それによって、手っ取り早く世間の注目を集めたいのでしょう。それと共に「さすが町山さん!」と言われて高い評価を得て、有識者的な何かにポジションチェンジする一発逆転を狙っているのでしょう。とはいえ本業映画関連の仕事でさえも「いい加減で信用ならない」と思われている人間が、幾ら社会派ぶった発言をしたところで、如何ほどの価値が有るものでしょうか。

 社会派発言に何らかの説得力を持たせることが出来る人がいるとすれば、それなりに時間と手間を掛けて学びを重ねて、知性を真摯に地道に積み上げてきた人でしょう。町山智浩がそんな真摯人間だと思いますか?知性に限らず、人間が何かを地道に積み上げようとするならば、己自身ダメさと真剣に向き合う必要があります。けれども、何かあれば「オイラボンクラからさあ」を言い訳女性立場が弱い人間に甘えて、負担他者押し付け続けて生きてきた町山智浩が、己のダメさと真剣に向き合ってきたとはお世辞にも言えません。つまり町山智浩社会派ぶったつもりの発言が頓珍漢なものになってしまうのも、これまでの町山が他人に甘えて己自身ダメさと真剣に向き合ってこなかったこと、何も積み上げてこなかったこと、それなのに付け焼き刃で何とかしようと手抜きをしていることの帰結に過ぎません。分かり易く言えば、かつての唐沢俊一と同じく、町山智浩も中身はカラッポだったということです。

 現在の御高説を垂れるTwitter芸人町山智浩説明するために「●●の影響でハイになっているから」と考える必要は有りません。高邁な御高説を垂れる町山智浩は「ハイになっている」と言うよりも、むしろ「甘えが通じなくなって追い詰められて、切羽詰まっている」という状態なのです。

 町山智浩は、ツケを払う時が来ました。

 とりあえず今回は以上です。ヘイル・サタン

  • この増田、映画秘宝とかの過去の記事の発言を取り出してツッコミするスタイルは良かったんだけど、ただ文章を垂れ流すとめっちゃ気持ち悪いな。 たくさんブクマされて自分自身がイ...

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