NPBとMLBとで投手のレベルに差がなく、
野手のレベルが一段落ちるなら、
日本人野手はNPBでも同様に打てないはず。
つまりNPBは極端な投高打低になるはずだが、
実際にはそういった印象はない。
そもそもMLBで打撃成績が下がるということは、
日本にいたときのほうが成績は良いということである。
日本人野手の渡米前後の成績を見比べてみて、
最も大きな変化は本塁打数が激減することである。
これは球場の広さで説明がつく。
アメリカの球場は軒並み日本の球場よりも広いのである。
一方で、球場の広さは投手には有利である。
つまり野手の成績は下がり、投手の成績は上がることになる。
MLBの能力を「10」、NPBの能力を「8」くらいとすると、
NPBからMLBへ渡った投手は「9」や「10」に上がり、
野手は「7」や「6」に下がるようなイメージだろうか。
ゆえに日本人野手はMLBで成功できないのである。
これは近年のセパの戦力差にも通じるところがある。
一般に、セ・リーグの球場は狭く、パ・リーグの球場は広いと言われる。
球場が広ければ、パワーをつけないとホームランが打てない。
ホームランが出にくければ、投手もパワーで押すスタイルになる。
「日本人はパワーがないから…」というのはただの偏見である。
大谷翔平は見事にマッチョとなってホームランを量産しているではないか。
大谷は特別なのだろうか? 彼は怪物だから例外なのか?
いいや、決して諦めてはいけない。
今後は日本人も正しくトレーニングをしてパワーをつけていくべきだろう。
Permalink | 記事への反応(1) | 18:32
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