このゲームは、個人対個人、もしくは同数のプレイヤーで構成される2チームによって行われる対人戦です。ただし参加プレイヤー全員の同意が得られた場合には、個人対複数、多対少の非対称対戦も可能です。
ラノベ定義論においては、平均的な「ラノベ」領域のイメージが、漠然と共有されています(これを体感で理解できていない人はこのゲームには参加しない方が無難です)
これよりも広い定義を、インベイシブ(侵略的)定義と呼びます。
言語化された時点で、その定義による境界線には理想的な平均ラインとのズレが大なり小なり生じるため、広いか狭いか、つまりインベイシブとディフェンシブのどちらかに不可避的に振り分けられるものと思ってください。また、後述しますが、インベイシブでもありディフェンシブでもあるような定義も存在します。
対戦時の属性の組み合わせはもちろん自由ですが、異なる属性同士の方がゲーム展開が噛み合いやすいでしょう。
ゲームの最初に両陣営のプレイヤーもしくはチームの代表者は、それぞれ「私(我々)のラノベ定義は『○○○』です」と宣言を行います。ここでの定義の長さは、1ツイートに収まるものにしてください。
相手のラノベ定義の、不明瞭だったり矛盾していたりする点を指摘します。
直接的な人格攻撃を除いて攻め手に制限はありませんが、ゲームを円滑に進行するための基本攻撃として、インベイシブに対しては「○○(ジャンル・レーベル・作品など)をラノベに含むのか」、ディフェンシブに対しては「○○はラノベではないのか」といった、境界線を具体化する質問が一般的です。
この時、たとえば「マンガ絵の付いた小説」のような、インベイシブとディフェンシブ双方の特徴を併せ持つ定義の場合、「『天体の回転について』はラノベなのか」「『Missing』13巻はラノベではないのか」と2方向からの攻撃を受けることになり、基本的には不利です。
攻撃を受けた側は、自分の定義が破綻しないように気をつけて回答をします。回答を終えた後は攻守交代してください。
お互いに攻撃を繰り返し、両陣営が言いたいことはもうだいたい言ったなと思えたら、そこで試合終了です。
ツイッターの機能で、どちらのラノベ定義が説得力があったか、両プレイヤーもしくは両チームの代表者がそれぞれギャラリーにアンケートを取ってください。得票数の多い方が勝ちです。3つ目の選択肢として「どちらも説得力が無かった」を用意しておくことで、議論の不毛さを測ることもできます。
ここでやってもいいか?