2021-06-17

21歳現時点での遺書

現時点で死ぬとしたらこんなことを書くと思う、という妄想遺書

遺書 2021.6.3

あなた方がこの手紙を読んでいるときには、私はもう死んでいるでしょう。

家族、友人、彼女、これまで関わっていただいた全ての人々に、感謝謝罪を申し上げたいと思います

まず家族、今までありがとうございました。そして迷惑をかけ続けて本当に申し訳ありませんでした。

思えば物心ついた時には3人目の子供、そして長男として溺愛されていたと今となっては思います。冷酷でよく怒らせてしまった長女、オカン気質で涙もろい次女、短気で呑兵衛で旅行好きの父、そして心配性でよくため息をつく母。(自分から見た印象です、気分を害したらごめんなさい)

それぞれ個性ある家族で、自分がその一員として生まれてくることができたのは非常にラッキーだったと思うし、こうして人並みの生活を送れているのは、厳しく育ててくれた家族のおかげだと思っています

正直に言って家族のことはどちらかと言うと嫌いです。よく育ててくれたと思う反面、理不尽な目にもかなりあってきました。

買いたいものをねだると必ず姉2人に罵倒され、泣く泣く買わなかったこと、そのせいで物をねだるのが非常に苦手になり、誕生日プレゼントで親の顔をうかがって勉強机をねだったけど、内心全然嬉しくなかったこと。

その結果万引きを繰り返し、親の財布から金を抜き、家の中で見つけた旧札の束をすべて使い、クレジットカード勝手に買い物をした。

今に思えばどうしようもないクソガキだったなと心底思う。

でもそんな自分を見捨てないでいてくれた親には感謝している。

人としては嫌いかもしれないけど感謝気持ちは忘れたことはない。

姉二人とは気づいた時には距離ができていて、いつも2対1の構図だった。

ある程度かまってくれていた次女も何かあれば長女の側につくし、長女は初めから自分の事を嫌悪していた。そうなった原因に関しては自分子供で、甘やかされているように見えたか若しくは姉の反抗期自分のイヤイヤ期が重なったことで生じた溝だと感じている。

未だに姉の目を見て会話するのが苦手だし、なんて呼べばいいのかわからないし、姪が生まれた時もひきつった顔で眺めることしかできなかった。

原因は自分にあると思うし、姉が一概に悪いと思うこともない。ただ状況がよくならないままで死んでいくことを悔いに思う。本当にごめんなさい。

父方の祖父祖母は今のところ大嫌いです、誤ることも何もありません。

高校の時一回も休むことなく登校していた当時、自分の事をグレていると親に向かって言っていたこと、いまだに許していません。彼女を紹介するのも最後まで渋りましたが、母が無理を言ったので一目だけ会わせてあげましたね、あまりかかわらないでください。以上です。

母方の祖父祖母には非常にお世話になりました、学生の頃、夏休みのたびにいとこと一緒に遊んだことは今の僕の誇りです、親と一緒にいるときはあまりうまく喋れなかったのが申し訳なかったですが、感謝しています

祖父が死んだときは本当に悲しかったです。今まで生まれてきた中で間違いなく一番泣きました。はじめてお見舞いに行ったとき、まだ喋れる状況だったのに母親と一緒だったせいで口をつぐんで全く喋れなかったこと、いまだに後悔しています

友人へ。

今までいろんな遊び、旅行に付き合ってくれてありがとう普段自分が誘うことが多かったけど、その分君たちから誘われるときは本当に嬉しかったし、本当に無理な時以外は絶対誘いに乗るようにしてた。

保育園からまり高校まで、さまざまな人に出会ってきたけど、思い返せば人見知りのせいでなかなか自分から友達を作ったことはなかったなと思う。

小学校夏休み特に家にいるのが嫌で、毎日のように友達の家にアポなしで押しかけていたから、とんでもないやつだなと自分でも思う。

短い付き合いだったけどこんな変な自分友達でいてくれてありがとう

どうかお元気で。

彼女へ。

短い付き合いだったけど今まで本当にありがとう

遊び始めたとき友達もろくに作れない自分がこんなに出会ってすぐにちょっと好きだからって告白してもいいものだろうかと悩んだし、本当にいい人だったか自分はこの人の友達まりで、彼氏になんかなれるはずもないのだろうなと卑屈になっていました。

そのせいで告白をさせてしまたことは本当に恥ずかしいことだったし、出来ればやり直したいなと思います

付き合いだしてからは惚気まくりちょっとキモかったかもしれませんが、高嶺の花だと思っていた女性から告白されたのです、幸せで一杯だったので許してほしいです。

出会い、告白同棲まで、本当にトントン拍子で話が進み、もう結婚まで話が出ていましたね。

こんな時期にお別れするのは本当に申し訳ないですが、私のことは忘れて、もっといい人と出会い、幸せな家庭を築いてください。

皆さん、今までお世話になりました。お元気で。

遺書じゃなくてただの今までの人生の振り返りになってしまった。

というわけでもうすぐ結婚するので生きます、生きまくります

彼女、いえ、愛する妻、これからよろしく

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