当方、情報系大学を出て4年になるソフトウェアエンジニアです。
最近のインターネットでは大学の情報系学部/学科卒を重宝する風潮があるように思う。
趣味で高校生のときからプログラミングを始め、大学入学前に応用情報をとっていた身からすれば、
大学3年前期くらいまでの9割方の授業は知っていることばかりで特に学びはなかった。
知識面だけであれば独学でも情報系大学卒と同等のものを十分に身につけることができるだろう。
プログラミングスクールより大学4年間のカリキュラムが優れているという主張には同意する。
大学に行くことに価値がないとは思っていないが、大学に行ったことで得られる重要なものは知識ではないと思う。
モラトリアム期間に自由気ままに好きな技術を学べたり、同じ業界に行く人々とのコネクションができることには価値があったと思う。
だが、これらも独学で好きに勉強できる時間を確保でき、ITコミュニティで仲間を探せるなら大学に行かずともできることである。
また、情報系の大学では皆プログラムがバリバリかけ、皆エンジニアになると思っている人もいそうだが、
ほとんど人は講義外ではプログラミングをしないため、プログラミングはできないし、エンジニアとして就職する人も周りを見てみると3割もいないように思う。
大学に行くのは確かに大事だとは思うが、文系学部卒の社会人が改めて学部にいくほど価値があるものではない。
独学で知識を身に着け、社内やカンファレンスや勉強会などで仲間を見つければ、情報系大学卒とそうでない方にエンジニアの力に差はないと私は思う。
高卒でエンジニアとは名ばかりのコピペプログラミングやスクショ貼りに従事するくらいなら、大学に行ってステップアップしたほうがいいんじゃね?
専門卒でIT業界というのもなかなか茨の道で、 独学を進められる超優秀な上澄みしか業界に就職できなくて、 エンジニアになれなかった死体の山が水面下を埋め尽くしている。