ちょっと前のセレブバイトの話、いろんな意見があったけど、ご本人もいろいろ反論してたようだけど
片手間に高度な専門知識が必要な仕事をやる女性、そんな女性を妻に迎える男性、という家庭に想像がつかない、自分が想像もつかないような上流階級があるのだなあ、という話なんだろうとは思う
自分も田舎の優等生、この発言者と似たような立ち位置だろうから気持ちは分かる
けどなんだろうな、そこに勝てない、とか妻に持つ、とかいう言い方を使ってくる価値観が、なんというか教育教養のなさ、田舎の貧しさを感じさせられるよなあ、と思った
本人は男女のキャリアの話やら女性のモノ扱いやらの話がしたいわけじゃない、そこは門外漢だし今自分が言いたいことではない、と主張されていたけど
無意識に刷り込まれ他に表現のしようがないから使う言葉の端々・思考の端々が教養の不足を感じさせられて、ああ貧しいなあと思った
セレブバイトを片手間にやる専業主婦の夫はさぞかし高給取りだろう、妻は十分な教育を受けられる良い家庭に育ち、高度な専門知識を得たのにそれをやすやすと捨てられるほどの家庭なのだ、という発想は分かる
けど、そう考えるところが叩かれるところの古い価値観に囚われている
実際のところ同時通訳のフリーランスのカップルということもある、ごく普通のサラリーマンの夫を持ち勤務時間の定まらない妻に対して家事は夫がやっていることもありうる
そういう発想に思い至らず、セレブバイト妻をゲットした超セレブ男性と考えた、そのことがなにかもう卑屈でみっともなく思えてしまう
コンプレックス高そうだと思った 普通の満たされた人間がいちいち気にしないことを殊更に羨んでるところとか