思い出と強固に結びついた曲があるんですよ
大学一年の梅雨ごろの、小雨が降ってる夜に、好きな子と出かけた(というほどのもんではない)ときの記憶とメチャクチャ結びついている
当時入ってたサークルは、基本的には陰キャの集まりで、キャンパスの隅でジメジメしてる感じだったんだが、6〜7月にかけてだけ、他の大学のサークルと合同でコンサートをやるっていう謎のイベントがあった
それに向けての練習がちょくちょくあったんだけど、その練習に参加する気概があったのが、新入生だと俺と彼女だけだったんだよな
あんまり知らん先輩に連れられて、電車に乗り、全然知らん街の全然知らん大学のキャンパスまでいき、小雨が降っているので傘を差し、街灯に照らされた好きな女の子の後ろ姿を眺めていた
そういう思い出がすげーある
暖かめの夜に小雨が降ってるとき特有の湿っぽい匂い 明かりが濡れたアスファルトに反射している感じ その辺の感覚をよく覚えていて、実際彼女となに話したかは全然覚えてない
そういう思い出がある曲です