2021-06-10

anond:20210610120005

市民Aが銀行に10000円預ける、その10000円を銀行会社Bに貸す、そうすると見かけのお金が20000円になる(市民Aが10000円、銀行も10000円の資産を持つ)みたいな仕組みがあり、そもそも紙のお金市場総資産釣り合っていないんです。

で、銀行会社Bに貸してる10000円を市民Aが引き出そうとした場合はどうするかと言うと、別の市民Cが預けている10000円を代わりに返すんですね。

市民はみんな使う分のお金しか引き出さないから、銀行は手元にある程度のお金を残しておけばあとのお金自由に使うことが出来て、それを再投資することで実際に存在するお金の総量(これは過去には純金の総量でもあった)を超えて市場が拡大していくことが出来ます。ちなみに、銀行のこの機能信用創造といいます

なので、実は銀行の持っているデータとしての預金を書き換えたら確かめ方法はありません。だから銀行データを書き換えられないように色々な方法を使っています。(別にデータの書き換えを検知したり信頼性を上げる方法ブロックチェーンだけではありません)

この銀行が持つシステム勘定系システムといって、とても信頼性必要なので凄くお金がかかります。(みずほ銀行の4000億円のシステム更改は記憶に新しいです)

みたいな話を中学校公民の授業でやります

記事への反応 -
  • ブロックチェーン使って無い通貨って大丈夫なの? 調べたけどわからんかった。 知ってる知識としては元々金と交換できるお金だったのが、金と交換しなくなった。ここぐらいまでは...

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