2021-06-10

Vtuberバブル崩壊か。業界激動の2021年上半期。

2021年2月

ゲームプロジェクト(通称ゲーム部)が解散

2018年3月より活動しており、全盛期には45万人以上の登録者数を誇る一大勢力であった。共通プロジェクトアカウントをメインに動画投稿するスタイルをとっており、チャンネル再生数は1億7000万回弱と高い人気を誇っていた。棟梁キズナアイの流れを汲み、クオリティの高い3D使用現在の生配信中心のライブ勢とは違い、編集済み動画投稿する動画勢であったことも特徴。現在配信勢の多くのように幅広くゲームを楽しむエンジョイ勢とは違い、それぞれが得意分野を持ち高いゲームスキルを持つことでも知られた。

2019年運営会社によるキャストに対する過重業務不適切コミュニケーション(暴言いじめ行為)が行われていたことが明かされた。またCOOが以前問題となったRMT会社代表をしていた人物であることが判明、界隈が紛糾する。その後、協議が行われる中、初代のキャストが突然解任され、二代目に世代交代する。そのことでファン離れを起こし、その後衰退の一途をたどった。

 

2021年3月

にじさんじ所属御伽原江良(通称:ギバラ)が引退

2019年3月より活動開始。サルのような奇声を上げながらゲームプレイガチャを回す配信が大いにバズりにじさんじでもトップクラスの人気を誇る。petit fleursとしてメジャーデビューもしており、登録者数は50万人越え。2周年のタイミング活動を終了した。業界二大巨頭のひとつトップライバーの突然の引退に界隈は騒然とした。

以前から自身理想ファン層のギャップに苦しむような発言を行っており、活動中期以降は配信頻度が落ち、メンバー限定配信比率が高まっていた。後期に入り女性向けソーシャルゲームツイステッドワンダーランド」のガチャ動画投稿を機に女性人気を獲得。登録者数を増加が加速しているところだった。

その後、ライバー時代に仲の良かった声優らのツイッターにより生存確認自身Twitterアカウントにて現役時代に得意としていたガチャ芸を披露するなど元気に活動を続けている。

 

2021年4月

.LIVE所属アイドル部が解散

2018年5月より「バーチャルYoutuber四天王」の一人、電脳少女シロちゃん所属する.LIVE内のプロジェクトとして活動を開始する。様々な特別番組イベントに出演、単独イベントを開催するなど個人としての活動が主だった配信勢の中では珍しく、ユニットとしての活動が強く、高い人気を誇った。

2019年に人気メンバーであった夜桜たま(後に楠栞桜として様々な疑惑の的となる)による運営批判配信が行われる。それに対し他のメンバーにより「事前に確認した内容と違う」「事実の誇張がある」等の批判配信が行われファンを真っ二つに割る騒動に発展する。運営協議の末、夜桜たま他1名が契約解除となり、運営に対する不信感を抱えるファンが反発。暴動状態となる。

その後激しいアンチ活動が続き、人気の回復を図ることができなかった。一時はホロライブにじさんじに次ぐ第三の箱として高い人気を誇ったが、解散発表前には774inc.にその座を明け渡すなど緩やかに衰退、解散となった。メンバーの半数が引退、半数は.LIVEへ合流。

 

2021年6月

ホロライブ所属桐生ココ引退

2019年12月末よりホロライブ4期生として活動開始。キャスト日系アメリカ人である強みを生かし英語配信に取り込み海外人気を獲得。海外ネット掲示板等へ言及積極的に行うなど、海外ファン開拓に力を入れる。「Ark」のホロライブサーバーを自費で構築し「ホロライブ」として一つのコンテンツに取り組む環境を作った。また、「朝ココ」という前日のホロライブ内のニュースを伝える配信を毎朝行う。今のホロライブの高い人気を支える二本柱の「海外人気」「箱推し」を打ち立て、ホロライブ全盛期の礎を築いた。2020年世界1位となる1億6000万円近いスーパーチャットを集めたことも話題になった。

2020年9月配信内にてGooleアナティクスの「台湾」を国とする画面が配信上に映ってしまいそれが中国本土炎上。ホロライブ中国撤退等、多大な影響を及ぼした。その後、運営信頼関係の再構築ができていないことを告発する配信などを行っていた。ホロライブアニメ化プロジェクトが進む中突然の引退引退理由は「話せない」とした。登録者数は解散発表時で116万人。

 

また2021年ではないが、2020年12月31日には黎明期よりVtuberマネジメントを請け負っていたupd8(アップデイト)が業務を終了している。 upd8は最盛期には業界の一人者であるキズナアイを筆頭にYuNi、おめがシスターズ、あにまーれ、ハニーストラップ、兎鞠まりなど、今現在でも高い人気を誇る個人勢や企業勢のマネジメントを多く請け負っていた。元からマネジメント部門赤字であり、イベントやグッズで回収するビジネスモデルであったがコロナ禍で破綻

 

2021年上半期は昨年から死に体だったとはいえVtuber黎明期に界隈をけん引したゲーム部、アイドル部の解散。発展期に広い認知を受けることに一役買ったトップライバー引退と、Vtuberバブル終焉をうかがわせる展開となった。

コロナの影響もあり、業界大手であるにじさんじ、ホロライブともに日本での新人採用10か月近く行っておらず、規模の拡大に慎重な姿勢が見て取れる。2021年下半期の動向に注目が集まったりまらなかったりしろ

  • パイ(集金能力)の限界が見えたから これ以上やっても個別の手取りは減るし総収入は変わらないし仕方ないね

  • 書いてあることは概ね事実に即してるんだけど タイトルの付け方が逆神と呼ばれる人たちと同じなのが気になる

    • そうならないならならないにこしたことはない 去年は景気が良かっただけに落差で耳キーンなるな

  • 「メンバーの半数が引退、半数は.LIVEへ合流。」 厳密には彼女たちは最初から.LIVE所属で、その中のアイドル部だったんだ。区切る枠が一個消えただけ。声明で.LIVEとして活動していく...

  • おかしい、アナルスティックと書くのが通例では?

  • 喧嘩別れ多いよな、イジメ大好き集団

  • 客層がね…

  • V本人たちはどうでもいいが、ファン層がモロ昔引きずってるキモオタばっかりだからさっさと消えて欲しい

    • そういうファン層をおまえが好んでフォローしてるだけやろ

      • まず自分は別に好んでV追ってないし周りにV豚も居ない 界隈の外に漏れ出てくるそれがもうキモい

  • おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!1111!!!! PPHの引退にも触れろ!!!!!!!!

  • デカイ海で泡が弾けた!イェーイ!

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