タイトルを書いてみたら思ったより単純な話で脱力してしまった。
コロナ以降あまり友達と会えなくなった。学校もオンラインになって家にいる時間が増えた。自然と母親と会話する機会が増えたけど、母親と気が合わない。
会話が成り立たない。私がなんとなく話したことが、母親にとってみれば「娘が自分に説教してきた」「はむかってきた」という意識になるみたいで、母親は私を論破しようとする。
「漫画をKindleやレンタで購入すると、どのサイトで買ったのか忘れてしまって見つからないことがある」と話す。友達だったら多分「Kindleだけで買えばいいんだけど、安い方安い方ってなっていつのまにかバラバラになるんだよね」とか返してくれるんだと思う。
うちの母親は、「そんなのあなたがちゃんと管理しないのが悪いんでしょう!」と怒る。
「Twitterで保護猫カフェを見た。野良よりいい環境で過ごせて幸せそうだよね」と話す。母親は、昔母親の家の近くにあった猫屋敷がどれほど迷惑だったかを一生懸命話す。
気が合わない。全く気が合わない。
愚痴を吐くのはいいことだと思う。愚痴を吐かないとやってられないし、愚痴を吐きあうとお互いの距離感も縮まる。愚痴ならいくらでも聞く。でも母親の愚痴は普通の愚痴ではない。私が友達とする愚痴は「相手と一緒に」ストレスを発散する行為だけど、母親の愚痴は、「相手で」ストレスを発散する行為だと思う。
私が愚痴を吐くのは母親に対する攻撃で、母親の愚痴は私に対する復讐。そういう意味合いになってしまう。
ちょっとした話をしたいだけなのに、なぜか母親は攻撃や戦争を始めようとする。絶対に自分が正しいと認めさせようとする。そのやりとりに疲れた。
今までは「くちやかましいけど教育熱心」な母親だと思ってきたけど、一緒にいる時間が増えると印象が変わってきた。ただの幼稚で身勝手な人だった。