一匹目の猫は誰であろうと人の膝に乗りたがる人懐っこい猫。多分今まで飼った猫の中で一番愛想がいい。他の猫にも好かれているようだ。
でも夜は離れて寝ているか人間の身体に乗っかって寝る。重いけど可愛い。
二匹目の猫は昼間は素っ気ない。目も開かない赤ん坊の頃から飼っているが、知らない人は苦手らしく、あまり愛想はない。
毛づくろいをよくしている。多分綺麗好きなのだろう。そのせいか、撫でると嫌そうな顔をするし油断すると噛んでくる。
しかし夜は人間の腕枕で寝ている。寝る時だけは撫でるとゴロゴロいいながら気持ちよさそうにしている。
三匹目の猫は、おとなしく人懐っこい猫だった。
初対面の私とも添い寝してくれた。
拾った時は小柄で子猫のような外見だったが、獣医さんによると、その時点で大人だったらしい。
噛んだり引っ掻いたりしない猫とのはじめての出会いだった。
四匹目の猫は大人になってもおもちゃで遊んでほしいと、いつもせがむ。他の猫はあまりおもちゃには興味なさそうなのに。
噛んだり引っ掻いたりしない二匹目の猫だ。
臆病なので知らない人が家にくるとすぐ押し入れに逃げる。
五匹目の猫は人慣れしない。人間が近づくとすぐ逃げる。多分親猫が人間嫌いだったからだろう。
噛んだり引っ掻いたりしない三匹目の猫だ。
たまに触らせてくれるが、手触りがツルッとしていて気持ちいい。
人は嫌いなくせに、撫でられるのは好きらしい。なんとも矛盾している。
六匹目の猫は五匹目の猫の姉妹だ。五匹目の猫と同じく、人慣れしない。噛んだり引っ掻いたりもしない。
五匹目の猫より臆病な気がする。
しかしちゅーるへの執着は猫一倍強いため、ちゅーるをチラつかせれば寄ってくる。
ちゅーるを食べるのがうまく、五匹目の猫と一緒に食べる時、より多くのちゅーるを得ている。
うちで飼ってる猫は2階が好きで今もすげえ物音が聞こえたと思ったら2階からすっ飛んできた 古い家だから探索心をくすぐられるんだろうな