今回のワクチン予約システムの不備を家の鍵、マスコミの確認作業(架空予約)を家への侵入に例えるのが(主にマスコミを犯罪者と印象付けたい人たちから)散見されて、それが例え話として間違っているっていうのはよく分かるけど何に例えるのが適切かいいアイデアが思い浮かばない。
そもそも例えるなってのは無しで。
(特にネット上では)例え話って忌み嫌われているけど、理解しにくい話を理解しやすい話に置き換えるのってちゃんと使えたら有用だと思うんだよ。
ある事柄を一般化(帰納)して、別の事柄に具体化(演繹)するっていう思考プロセスは例え話を使わなくてもよくやっているし、物事の本質を見極めるのに役立つと思う。
まぁそれが難しいし、ネット上の例え話は上記みたいな恣意的な例にして論点ずらしたり印象操作したりする人が多いから嫌われるのも分かるけどね。
とりあえず今回は思考の練習だと思って一緒に考えてみてほしい。
最低でも、
・公共の場であり不特定多数の利用者がいることが想定されている(予約システムは不特定多数が利用するけど家を使うのはその家族だけ)
・故意なくても簡易な誤りでトラブルを招く頻度が高い(入力ミスは多くの人がしうるけど他人の家に間違って侵入する人はそうそういない)
といった要素が不可欠だと思うんだけど、なかなか当てはまるものが思いつかない。
「役所の窓口で申請したらめちゃくちゃな内容でも受理された」ってのはオンラインをリアルに置き換えただけでちょっと近すぎるというか例える必要あるか微妙だし……。何かいい案ないかな。