2021-05-05

正しい弱者男性

元々は弱者男性って身体虚弱などの本人の努力ではどうしようもない部分があるにも関わらず「男だから」ということで力仕事を任されたりすることに恐怖していたり、男性は強くあり女性を守るものという世間が求める「男らしさ」から逸脱してしまった男性に対するワードだったはずなのに、いつの間にか「非モテ」の呼称のようになってしまった。

かに弱者男性=非モテではあるが、非モテ=弱者男性というのはちょっと話が違うと思う。

そもそもモテるモテないという非常に曖昧な部分で弱者強者なんて考えるのが間違っている。

ましてや経済的弱者に関しては男女の隔たりはなく、「女性は性産業で働ける」なんてのはまさしく「女は女らしく男に奉仕しろ」という弱者女性への否定であり、「男性肉体労働しろ」という弱者男性否定する特大ブーメランとなってしまう。

今求められてるのは弱者と呼ばれる人が望む形でジェンダーレス活躍できる、困窮して望まない肉体的奉仕をしなくても生活できる社会であって、「弱者男性に女をあてがえ」とか「世の女性は全て男性に虐げられている」なんてのはおかしな話ですよ。

  • えっと、たぶん「弱者男性」という言葉が知られるようになったのは「非モテ」より後だと思います

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