これは労働と同じ。どんな会社でも人間の時間を拘束し身体を働かせることを条件にして給料を払うもの。この理由だと労働も批判しないといけなくなる。
同語反復になっているから理由として使えない。してはいけないからしてはいけない、では説得力がない。
「搾取」の意味を、本来その人のものであるはずのものが不当に他人に奪われる事態を指すと考える。買い手が売り手の性器を使用して快楽その他効用を得ることには金銭が対価として出されており、合意の上であるなら、不当に奪われているとは言えない。無論、金銭の支払いがなかったり合意がないならば搾取であるが、これは売春特有の問題ではなく取引の不正から生じていることであり、売春の不正に由来する不正ではない。
すべての資本家は労働者を搾取しているため、売春固有の問題ではない。労働基準法などで解決されるべき問題であり、売春が悪いことに由来する悪ではない
売春でも売春以外の労働でも、金銭が獲得可能であり、根拠が希薄
貧困は悪であるが、売春が原因ではない。売春をなくしても貧困はなくならない。
社会保障の充実によって解決されるべき問題。売春が不可能になればそれらの人々に自動的に社会保障がされるようになるわけではない。一旦路頭に迷わせ社会保障の対象にすることが倫理的かどうか怪しい。
通常の交際などのルートで欲望を叶えることとの差違が説明できない
売春は行っていないが性的に奔放な女性は存在し、彼女らの人格が性的に貞淑な女性と比べて劣っていると考えることは不当
金銭以外の、例えば人格的な信頼や、相手の性的な能力と交換した場合と比較して金銭にだけ悪性が伴うと考える根拠が不明
すべての商品は金銭と本来交換不能であるのに、金銭の量によって価値がはかられるという性質がある。性を例外にする理由がない。
⑬女性の身体は男性のものであるという規範を再生産しているからだめ
むしろ、高い金銭を支払わなければ手に入らないものとして大切に扱われている。金銭を対価にしない性行為を規制することが帰結する
確かに男性のものは少ないが、それを拡大するという差別解消方略もある。また、女性向けの美容商品があるからといって男性が差別されているわけではないように、需要に対して供給があるだけである
⑮売春は女性の価値を性の対象としてしか捉えておらず、人格的な側面を無視している
労働は人間を価値を生み出すためのものとしてしか捉えておらず、人格としての人間のことは無視されている。この理由だと労働も同時に批判なければならない。
⑯貧困女性が売春を始めると売春しかやらなくなり、売春からぬけられなくなる
就労支援などで対処すべき問題であるし、すべての単純労働に同様にあてはまる
思い付くままに書いたが、A.売春を労働として認めることで解決するもの B 社会保障を充実することで解決するもの C 性の価値をなんらかの意味で特権視している のどれかに分類できると思う AとBは、売春を他の労働と比べて保護に値しないものと考えることが問題を悪化させる。Cにおいては、性の価値を異常に高く見積もることは、処女性を重視して女性は性と家事を、男性は女性の生活を全面的に保護する、金を渡すという形で家族を形成するという社会規範の再生産にもなっている。売春批判は、売春とそれ以外の“正当な”性のあり方を切り分け前者を批判、貶めることで、現行の保守的家族制度の再生産を意図している可能性もある。神聖化は女性の神秘化であり、結婚以外の性を認めない女性の管理であって、女性を祭り上げながら貶める態度にもなりうる。
他にも理由が挙げられたら教えてほしい
売春くらいしかまともな生活する方法がない状況がアウト
つまるところ性に対して不浄なものだと決めつけて蓋をする派閥がこの国のマジョリティを謳ってるのが一番の問題んじゃない?腫瘍とでも言えばいいのかな? 何かの型にはめられない...