これを読んで感じたのだけど、失敗させて分からせるタイプの指導が苦手。
大人としては企画の意図を汲み取って、本件であれば、コンビニにないのか、こんなに種類があるのかと都合のいい感想を述べ、続く企画のオチへとブリッジしなければならないと思うが、きっと自分がやったらこの少ないヒントで見事正解を当てる事に躍起になってしまう。
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、小さい頃からこうした体験企画においては、他の人がやっている間に設計の穴を探して、自分の番では「できちゃいましたけど?」と大人を困らせるという意地悪な性格をしていた。よくそう言う事じゃねーんだよと怒られたが、怒られることより友達からすげーじゃんって笑われることの方が価値あった。
大人になってもかよと呆れられそうだが、小さい頃からそんな視点で見るクセが付いてしまったので、主旨とか関係なく、こうしたらクリアできるんじゃないかと思いついたら試さずにいられなくなってしまう。
だから今回の主旨が、生理における買い物の煩わしさや金銭負担への理解だとしたら、事前に生理用品の購入における困りごとのアンケートとか取って、おつかい体験後に上位3項目を当てるとかにして欲しい。
そうしてくれたら正しい買い物をすることでなく、何が大変かを理解する事に全力を注ぐので。
失敗させて、ほらできないだろ?からの一方的な教育指導という体験デザインって負け前提のボス戦じゃないんだから、クリアできる設計にして欲しい。
※件の企画は間違いを責めてないのは理解してますので非難する意味はないです。あくまで想起したきっかけとしてあの企画があります。