子供の頃はお絵描きばっかりしてて、描きたいものを素直に描いて楽しんでた。
イラストだけじゃなくて漫画も描いたし、ギャグ漫画描いてクラスの友達に読んでもらったりしてた事もあった。
でも中学生の時、たまたま友達に会いに別のクラスに行った時、教室で1人で黙々と漫画を描いている子をギャルがバカにして笑ってるのを見て、漫画描いてるのって恥ずかしいんだ、隠さなきゃ、って思った。
でも思うように描けなくてあまり楽しくなかった。
そんなある日、職場の同僚が退職するというので、メッセージとちょっとした似顔絵を描いてプレゼントした。
そしたらすごく喜ばれて、周りの人からもすごいすごいって褒められた。
最初はその同僚だけに見てもらえればいいと思ってあげたけど、職場のみんなにその絵を見られることになってしまいすごく恥ずかしかった。
でも、私が絵を描いてきてそれを笑う人は誰もいなかった。
中学生のあの時から、勝手に勘違いをして、自分のやりたいことに気づかないふりをしてたんだと思った。
絵を描こくこと、漫画を描くこと、それを見てもらうこと、何も恥ずかしいことじゃないじゃん。