2021-04-11

競馬は嫌い、ウマ娘は好きな私が桜花賞の売上増に眉をしかめる理由

本日日本中競馬施行したレース桜花賞において、前年比30%増、182億超もの売上があったそうだ。

巷ではこれを、本年2月リリースされたスマホアプリゲームウマ娘プリティーダービー(以下「ウマ娘」)の人気のおかげだと話題になっている。

ツイッター検索してみると、ウマ娘のおかげで競馬への偏見がなくなった、本物の競馬に興味が出た等の意見が実際に多く見られた。

私もウマ娘プレイしてみたが、よく出来た面白いゲームであり、なおかつプレイすることで自然競馬知識が身に付く作りになっている。

そのため、競馬経験者が興味を持つのも頷ける。

ウマ娘ファンが実際の競馬人口の増加に寄与しているのは間違いないだろう。

しかし、私はこの流れを是としない。

競馬ウマ娘は違う。

ウマ娘は育成を楽しむ「ゲーム」だが、競馬は「賭博なのだ

私は競馬が嫌いだ。

周りと話を合わせるために馬券を買ったこともある。勝敗一喜一憂したこともある。

勝った馬券の馬が最終コーナーを周り先頭を駆けてきた際の興奮や、負けた際の落胆は、他ではそう味わえるものではない。

それが問題なのだ

競馬にはまった人間は興奮を得るために馬券を買う。馬券を通してドーパミンを分泌させている。馬券がなければドーパミンが得られなくなってしまうのだ。

所謂ギャンブル中毒である

さらに言おう。

ウマ娘自分で行動を選択し、ウマ娘を育てていく楽しみがある。

しか競馬にはそれがない。競走馬を育てるのは馬主であり、厩舎関係者であり、それを見る我々は、所詮は外側の人間なのである

ウマ娘の楽しみには能動性があるのに対し、競馬のそれはどこまで言っても受け身なのだ

私には、生産性がなく、ただただ受動的にコンテンツを消費するだけのように感じられてならない。

競馬で勝ち続けることな普通人間にはできるはずもない。

勝ち越したとしても競馬に賭けた時間に見合うものであるといえるのだろうか。

一瞬の快楽を何回も得るために金と時間を浪費し、残るものがあると言えるだろうか。

若者向けCMウマ娘人気で競馬人口を増やそうとする流れがあるが、こんなもの未来ある若者が手を出すべきものではない。

他にやることが何もないような人間けが競馬にはまればいい。

私は過去競馬に手を出し、2か月で数万をスってしまった。

競馬にかけた時間の全てが無駄に感じて仕方がない。2か月と数万で済んで良かったと思うべきであろうか。

ウマ娘についても、ある程度楽しめたのでもうこれ以上はプレイしなくていいかと思っている。

競馬ウマ娘にかける時間があるなら、資格勉強筋トレでもしているほうがマシだろう。

自分自身を育成し、少しでも上のランクに上げるために。

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