2021-04-08

30人も出席した総務省キャリア課長の「道後温泉愛媛県庁送別会

これもう「飲みニケーション」をやめるしかないっていうことじゃないかな。

仕事終わりにみんなで飲むことと仕事効率化は無関係だよ」ってことじゃないかな。

それに気づいていない人たちが感染していくと。

3月下旬に深夜まで行われた23人が参加した厚生労働省老健局の宴会に出席していた3人を含む6人が新型コロナウイルス感染した問題で、田村厚労相国会火だるまとなっている。

写真送別会舞台となった有名温泉街こち

 厚労省とほぼ同時期に30人もが参加した総務省出身愛媛県庁キャリア課長送別会が開催されていたことが、AERAdot.の取材でわかった。

 関西変異株が猛威を奮う中、大規模な送別会が開かれたのは、愛媛県松山市道後温泉の超有名旅館「A」だ。道後温泉夏目漱石小説坊っちゃん」の舞台として知られるが、著名建築家設計した旅館Aはひと際目を引く豪華さだ。

 その宴会場で愛媛県庁送別会が開かれたのは3月24日夜――。参加したのは愛媛県庁職員30人で、主催したのは同県市町振興課だった。

「課を離れる人が3~5人おり、その送別会でした。送られる主賓は総務省から出向中のキャリアのB課長でした」(愛媛県関係者

 先の関係者によれば、和室テーブルが4列並べられて、料理8000円のコース飲み放題が3000円プラスされ、消費税込みで1人12000円ほどだったという。旅館Aのホームページをみると、春の会席料理メニューは、地元名産品、オレンジ食前酒前菜刺身、鍋、デザートなど12品と豪華なコースだ。

 愛媛県では送別会が開催された前日の3月23日、松山市内の歓楽街クラスターが発生し、23もの新規感染者が出ていた。開催当日の感染者は24人、翌25日には県内では過去最多、59人まで激増していた。

 愛媛県中村時広知事3月24日の記者会見で「松山市では第4波の入り口にいる、本県最大のクラスターになる可能性がある」

「影響を最小限に食い止めるために、感染の広がりを何としても食い止めなければなりません」と危機感を訴えていた。

 その舌の根も乾かぬうちに決行された送別会には、問題点が多々あった。

 愛媛県庁では県職員への「飲み会の場での注意事項」として、<大人数、長時間とならないように年度明けの歓迎会等は、おおむね10人以内に留める>などと周知していた。

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