才能ある人の努力の話題で、女子短距離走の福島千里選手のことを思い出した。
https://www.nhk.jp/p/ts/KQ8893GKX6/episode/te/JWX461W8JY/
才能もある、努力もできる。
しかし、身体の限界がきている。結果も出ない。だけど、「速く走れないなら死んでいるのと同じ」と葛藤しながら競技を続ける姿を観ていて、こっちが苦しくなった。
才能があり努力したら結果が出る人生はいつか終わる。努力した結果が出るという快感は、いつか自分の首を絞めることになるのかもしれない。
結果が出ない、限界を知り諦める、方向転換をする経験こそが生きるための才能なのかもしれない。
とも思った。
「才能があるとむしろ不幸になるから何事もほどほどがいいんだ」というロジックは凡人が自分の人生を受け入れるためにあるんだよね。
それも言える。 「自分は他の誰にもなれない以上、確実に訪れる死に向かってどう生きるかしかない」と思えば凡人である自分をご機嫌保つ術として有用だと捉えてる。もちろん、それ...