2021-04-04

シンエヴァダメパターン

まずEOEでケリをつけられてないパターン

シンジ絶望とその補完についてきちんと消化しきれておらず、提示された答えを無視して棚上げにされた問題けが心に残っているので、「ようやく完結した」「25年ぶりの卒業」などの妄言を言ってしま

次にQを咀嚼できていないパターン

徹頭徹尾シンジ視点に寄り添っているなかで僅かに提示される情報から裏側の世界想像して組み立てることを疎かにしてしまったため、ただシンジに没入して得られた不快感記憶けが残っており、「シンエヴァでは破みたいになった」「Qとはなんだったのか」という頓珍漢ぶりや「どうしてこうなったのか分からない」「設定が増えすぎ」といった間抜け認識に至ってしま

さら庵野私小説的な側面で全てを理解した気になるパターン

わかりやすい部分で理解を埋めてしまったので、作品物語私小説的かどうかということよりも上のレイヤー提示しているつくりになっていることを見落としており、結果的物語の層もメタの層も中途半端しか捉えきれていないが、映画のすべてを理解した気になっている

大まかにこの3つのダメパターンが見られる

共通しているのは画面に描かれているもの、話されている言葉に対してきちんと向き合っていない、ということだ

少なくともそうであるとは言い難いという根拠が画面の中にすでにあるような感想を書くまえに、もう一度ぐらいは作品真摯に向き合った方が良いだろう

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