罰則はないとのこと。
これが実現したら、そもそもカミングアウトもアウティングも何ら問題なくなるから、あくまで過渡期の施策ってことだよね。
でも
これって第一者から限定カミングアウトを受けた『第二者』のことを基本的に気に留めてないよね。どういう意図で自分はカミングアウトを受けたのか、自分一人の心にしまい込むしかない。
結果として限定的なカミングアウトもしづらくなり、性的少数者は自らの指向を隠しがちになる。世間は性的少数者の存在をますます認知出来なくなるし、偏見という溝も埋まらないままの悪循環。
どうするのがいいんだろうな。乱暴な意見かも知れないが、性的少数者にはバンバンカミングアウトしてもらって、存在を半ば強引にに社会に根付かせるくらいしか思い浮かばない。
自らの性的指向を『隠す』のと社会に『受け入れられる』のって食い合わせがすごく悪い…、というか基本的に真逆なこととしか思えない。
こういう問題、マイノリティがマジョリティ側に来るか(基本的に性的指向は開けっ広げなものとして扱う)、マジョリティがマイノリティ側に行くか(基本的に性的指向は秘匿的なものとして扱う)、だと思うんだけど、社会としてはどちらを目指すんだろうか。