2021-02-23

物語の作り方についてメモ

小説マンガ登場人物は、実社会を簡略化したりリアルな人をモデルにして作られることがある。

また、人間は、対比で物事認識するので、正反対性格、全く異なるベクトルでの違いに注目をする。

から主人公キャラクターが決まったら、ライバル競争相手性格は、正反対の考え方を持つ人間を配置する。そのことで、主人公の良さが際立ってくる。

例えば、舌切り雀というお話では、正直者のおじいさんと、いじわるで強欲なおばあさんとが比べられている。

キャラクター立ち位置について、考えて配置することで、正直者のおじいさんの良さが伝わり、おおきなつづらを選んだおばあさんのオチへと繋がっていく。そして、雀の立場ではスカッJapanのような痛快さがある。

  

主題に沿ってキャラクターが決まったら、比べるキャラクターを作るのが良い。  

必ずしも、これが物語の作り方の全てではないのだが、鑑賞するときには作者の意図を読み取りやすくなるかもしれないのであるあながち、間違いとは言えないだろう。

  

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