2021-02-21

日系四世台湾人から見た親日国台湾

はてなでは様々な意見が出される「親日国台湾」という表現

親日国台湾」という表現がされる度に「日本台湾侵略たから恨んでいる人も居る」と反論が出てくるのも定番だ。

繰り返されるこのやり取りに飽きてきたので日系四世台湾である私がしっかりと言ってしまおう。

台湾親日国であるということは疑いようがない」と。

これに納得できない人も多く居るだろうから理由も書いておこうと思う。

長くなるかも知れないので結論から言ってしまえば「台湾親日政治思想から来る利害の一致によって圧倒的多数で支持されている考え方」なのだ

政治思想から来るというのはどういうことか?を説明しよう。

台湾はいくつかの大きな政治思想派閥がある。

日本でも有名であろう最大勢力の「国民党派」は、大陸側も含めて国民党が治めるべきだという考え方だ。親日への利害の一致は当然「共産党派」への対抗だ。

そして次に来るのが「台湾独立派」になると思う。もしかしたら「共産党派」なんじゃないか?と思うかも知れないけれど、それは違っていて「台湾独立派」は大陸まで手中に収める必要は無い、領土拡大しないとする考え方。積極的に「我々は中国人ではなく台湾人だ」と主張する。当然ながら親日との利害の一致は「共産党派」への対抗。選挙では国民党系へ入れる。

次に来るのが「共産党派」で、台湾では大陸共産党から資金提供を受けていると噂されていたり(実際に悪い政治資金を得て刑務所に入ってる人も居る)していてスパイ扱いされている。日本で言えば左翼に近い。もし台湾で「私は共産党派だ」と名乗れば変な人と見られてしまうだろう。親日への利害の一致はなく反日情報を流してるのがこの派閥

そしてここからがかなり小規模な派閥になるけれど、度々注目されるのが「台湾先住民派」だ。つまり中華の古い国々や日本国民党共産党台湾に入ってくる前から台湾に住んでいた人々の子孫。台湾はこういう子孫の人々のものであって国民党共産党のものではないと主張する。「国民党派」も無視は出来ない派閥なので影響力がある。「共産党派」と一緒に日本で言うところの尖閣諸島台湾のもの運動をしていることもあるが基本的には「共産党派」と対立している。選挙では国民党系へ入れる。

続いて小規模なのが「日本帰属派」だ。もちろんこれは台湾日本になるべきという考え方。参戦した世代高齢者と十歳台前半の若者に支持される傾向のある考えで、共産党の徹底的な撃破日本並みの経済規模を求めている。「共産党派」と同レベル過激発言が目立つ。日本帰属派以外の三十〜七十歳台の台湾人にとって面倒存在台湾独立のため実際戦ってくれた高齢者日本文化の動きに敏感な若者が中心なので影響力が強く、ほかの派閥に居ながら実は心の中では日本帰属だって人がかなり居る。選挙では国民党系へ入れる。

このように台湾反日積極的に行っているのは「共産党派」しかなく、まれに「共産党派」が「台湾先住民派」を扇動して日本国民党を責めるけれども「台湾先住民派」にとっては「共産党派」のほうが大きな敵なので他の親日派閥と一緒に動くことが多い。もし台湾発の反日情報を見掛けたら共産党派の工作だと思ってほぼ間違いない。共産党派にとって反日は他すべての派閥攻撃できる効率的手法

ちなみに私は台湾独立派で、戦争してまで大陸を奪い返す必要は無いと思っている。曽祖父は一度日本へ帰ったけど共産党が攻めてきた時に曾祖母(台湾人)を守るために義勇兵として台湾へ渡って戦った人だったらしい。私はそんな人の曾孫なので領土拡大とかどうでも良いのだ。

  • 共産党って敵が居なかったら親日じゃないってことじゃんこれ

    • 共通の敵って存在は大きいんじゃないかな

    • 同じ女にフラれていなかったら友人にならなかった男達というものも世の中にはいる

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