20代までほぼPCしかいじってなくて、漢字が全く書けない人生だった。
とくに支障は感じていなかったのだが、一念発起して漢字検定にトライ。
2年ほどかけて1級に合格したのだが、あの2年は今思うとでかかった。
さっき「譲渡」の「譲」の字がかけなくて困っていたのだが、
手クセがついているので、左のごんべんがわかったらすぐに思い出した。
もし2年やっていなかったら仕事に支障があっただろうし、一生漢字に対して
たった2年と思われるかもしれないが、自分にとっては転職するより
この感覚がわかってくれる人がいるだろうか。
うまくいえないけど、あの2年間がなかったら、たぶん今この瞬間でも、
何かに真剣に向き合って努力して、それが報われるって美しいことだよな。