いまや世をあげてのClubhouse大ブーム。
猫も杓子もClubhouseできなきゃ時代に遅れると強迫観念まがいの狂乱ぶり。
「ちょっと待ってほしい!」と異議をとなえるのがこの本。
たしかにClubhouseには素晴らしい面がある。
だが、いま世間に喧伝されているのは、あまりにも誇張された物語ばかりだ。
Clubhouseで仕事が変わり、社会が変わり、世界が変わる―でも、本当にそうなんだろうか?
Clubhouse歴15年にもなる著者は、いまのブームに危険なものを感じている。
このままでは、人と人との交流が薄まり、現実への関心がなくなって、社会の大切な部分が失われてしまう。