2021-01-31

日本ソフトウェアグローバルにならない話

Googleマイクロソフトソフトウェアが強いのは技術が高いのは確かだが、その差別要因になっているのは膨大なサーバーだ。

ハードソフト論に陥りがちだが、物量で勝負している。

Amazonも膨大なサーバー物流機器保有している。

サーバーハードウェアの規格をオープンにして価格競争にもちこんでいる。

なんで物量で勝負してるかは、高性能なパソコンと1人の天才によって覆されないようにする為だ。


アメリカが強くて欧州が弱いのは、物量を集めるだけの資金がない。

欧州が勝ててない理由アメリカ法律だ。輸出関係をするとアメリカ法律の面倒くささは分かる。他国に介入するのだ。

なぜ出来るかは軍隊があるからに他ならない。

GDPRなど欧州法律日本にも影響して面倒くささを感じてると思うが、欧州はそれをしないと対抗出来ないのを知っている。

中国もわかっている。

グレートファイヤーウォール日本にいると馬鹿にするが、既存貿易障壁がないとどうなるかはわかっていた。


中国を敵視してる理由は、他に世界中中国系移民がいる。

GoogleMicrosoft世界中オフィスを持ち、優秀な人を雇用してるのは、転覆されるような天才を内に取り込む為だが、アメリカだけにオフィスがあると、アメリカ移住したくない人を取り込めない。

もう一つ、世界中中国系移民がいるということは、海外から得た優秀な知識中国にもっていけるのと、サービス世界中で使われるということだ。地政学リスクばかり話されるが、それだけではない。


中国最初から物量で攻めている。

鉄道などもそうだが、人口が多いので国内需要を捌く必要があるので、仕方なくやっている面もあるかもしれないが、そのままグローバルに展開できる。アメリカが脅威に感じているのはその辺りだろう。


日本はだが、ソフトウェアは輸入に頼り切ってしまった。内製もそうだが国産出来ていない。

オープンソースをなぜアメリカ政府が放置してるのか?普通に考えれば他国利益になることは禁止する筈だ。使われた所で脅威にならないと判断してるということだ。

現に日本だと使い方のみを勉強するため国産出来ない。

他にiPhoneの毎年の仕様変更について行くのがやっとだ。

Googleはわかっていて内製ツールばかりだ。

Googleからも沢山公開されるが、公開しても脅威にならないか、自社の利益になるからである


日本グローバルに展開出来ないのは、オフィスアメリカ以外に持てない、どこに置いていいかからないといった、情報の少なさが1つの要因だ。

アメリカベイエリアしか見てない。


あとはメディア問題だ。

日本メディア海外に向かって日本技術を発信しない。国内アクセス数で稼ぐ広告モデルしかない。

Googleが定期的にネットで盛り上がる話題提供し、Amazonタイムセールを取り上げ、Appleの噂話ばかり取り上げてしまっている。

オフィスにいながら英語で流れてくる記事翻訳するだけだったりもする。

アフィリエイト広告お金をばら撒かれるのに慣れてしまっている。

人的リソース国内で枯渇気味なのに、YouTuberアフィリエイターを目指したり、UberEatsで配達したりしている。個人自由ではあるのだが、国力は下がって行く。

日本ソフトウェア海外に発信するといった事は結局出来てない。

  • それはもう実証例で答えが出ている。近い例としてはコロナ。医者の団体でも沈む。しかも国が国家レベルの緊急事態を宣言しても、日本が一番マシなのに、その日本が潰れる。 この規...

    • パンデミック級の物量作戦には、ハードもソフトも両方同時に潰れることはある

    • 答えは40代はフォース(映画スターウォーズより)を信じる。

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