2021-01-31

オンラインサロンに入りたい」と魔が差すとき

オンラインセッション(○ヶ月○万円)に入りたいと思った時期

3桁万円の借金があり、まだ弁護士さんなどに相談もできておらず、ひたすら「どうしよう……」と悩んでいた時期、「○○さんのオンラインセッション、○ヶ月○万円でお金ザクザク!」みたいなものにとてつもなく惹かれた。例えば半年3万〜10万円くらい。

自己破産地元迷惑がかかるのでできない(官報を見られそうで怖かった。田舎は狭いし…)が、その当時の収入だと自己破産一択しかなさそうだ、友人にも言えないしどうしよう……とグルグルしているときに、その「オンラインセッション」は光り輝いて見えた。3万円(例)も、捻出できなくはない。このプログラムで3万円以上「受け取る」ことができたら大丈夫なので……。

【なぜ入らなかったのか】

講師の話を聞くだけ

→寝そう

・夢を毎週/毎月送る

→面倒になってやらなさそうな自分が見える

・「この本に全てやり方が書かれている!」

→なら本読めばいいか……

ギリギリ踏みとどまった。

自分の自堕落性格にも感謝だ。

なお、その後収入が多少増加→安定する立場になったため、安心して弁護士相談し、借金債務整理してもらった。今のところ毎月きちんと返済できている。

②月額1000〜2000円ほどのオンラインサロンに入りたいと思った時期

とにかく人と会わないと!と焦る時期があった。友人も数が少なく、結婚していて、気軽に話せる人も限られていた。また、休日に疲れて寝るだけ……ソシャゲするだけ……とか、「有意義に過ごせてないんじゃないのか?」と思い煩うことも多かった。

その時たまたまライフハック」系が流行っていて、そういうサイトを見ると、「なるほど、こういう風にすれば生きやすくなるのかな〜」とか「生活パリッとするのかな」と思った。

【なぜ入らなかったのか】

いくつかサイトを見ているうちに一部の管理人オンラインサロン始めます!と宣伝をしていた。

皆で励まし合ったり、ライフハックを共有したり……なるほど、メンバー同士の応援特化型か〜!自分パリッとしたいなあ!

と思ってしばらく観察していて、○○サロン検索したり、管理人さんの「この人がこういうことで成功したよ!」みたいな記事を読んだりした。

しかし、その「成功」の内容が、例えば「引きこもりの私ですが、コーヒー自家焙煎して淹れてみました!」みたいな「本人にとっては大きい一歩かもしれないけど……」というような内容だった。正直、1000円でも厳しい、と思う内容だ。

今思うと、逆にそれをそのまま開示してくれたのはありがたい。キラキラオンラインサロンというものは実はないのでは?と思い始めた。

スピリチュアル系のオンラインサロン月2000円くらいの存在を知ったとき

正直心が疲れているという認識があった。心も身体クタクタで、メンタルクリニックにも通っているけど、改善している気がしない。現状維持がせいぜいだ。

そんなとき、前は見向きもしなかったスピリチュアル本を見かけた。手に取って読んだ。自分の疲れ切った心を慰めてもらった。

そんなとき著者がオンラインサロンやってるのを知った。月2000円くらいか〜この手のサロンとか講演会は巻き上げるから、2000円くらいなら良心的かも。と思った。

【なぜ入らなかったのか】

その著者の新刊があまりもつまらなかったので……前の焼き直しというか生地に戻した?な感じだった。スピリチュアル本は焼き直しが非常に多くあるけれど、これはひどいな〜!と思ってやめた。ちなみにスピリチュアル本については読んでることを周りには隠しているし広げてないです。陰謀論でもない。

あくま自分場合だけど、

・何かに疲れていて思考力が低下しているとき

(誰かに決めてもらいたい!という気持ちが強まる)

・「新しい刺激に出会わなければつまらない人間になる」というのは単なる思い込み妄想しかないのに、「真実」だと受け取ってしまとき

・目の前の現実から逃避したいとき

オンライン○○は「焦り」や「罪悪感」にスッとハマるんだろうと思う。

プペルで失業保険使った人とか学生で染まりきってる人を見ると胸が痛むんだけど、もしかしたら自分も道を間違えてたらそうなっていたのかも……と思ってみている。

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