これもCDBもおおむね「話はお話にならない」という軸は一致してると思うんだよ。
思うんだけど、すごい腑に落ちないのが絵に対する評価の高さ。
いや、「仕事ならちゃんとやって当たり前だろ」とは思う。思うんだけどさぁ。
「こんなクソみたいな話を展開する道具としてのアニメーション」として使われることが分かってて、それでも自分の仕事ガッツリやれるって言うのはどうやって士気を維持してるのかな、って。
プペルに限った話ではないんだが、物語を構成する要素間の落差は気になってる。自分の担当してる要素だけを突き詰めるにせよ、だいたいの青写真は共有してるもんだと思うのだが、その時点で「うわぁ」ってなるような場合でもきちんと自分の仕事をこなせるというのはすごいけど、どうしてやり遂げられてしまうのかよくわからないという気もする。
引き受けた以上はベストを尽くす、というのは当然なのかもしれない。下手なものを出して次の仕事に支障が出て困るのは自分たちというのも分かる。
それでも、どこかで心が折れてしまう瞬間とかなかったのかな。