文字通り、今までのメディアの報道では対応できずに動揺している。
どんな事件が起きても、「こんな悪いやつがいる。なぜこうしないんだ」とか「危険だ。政府は馬鹿だ」
と言っていればそれで良かった。
戦前は政府の方針を誉めたり戦果を喜んだことに対する対応だろう。
しかし、もう、「批判するだけでは報道が持たない」時期が来たんだよね。
政府の方針を批判する以外に「正しい対策をしらせて皆に薦める」という役割を背負わされてしまった。
だって70年間マスコミは政府の批判だけをやっていればよかったんだから。急に「マスコミは専門家の手伝いをして正しい方法をみんなに薦めましょう」って言われても無理。
つい反射的に専門家が「ワクチン接種に協力して」といわれても「ワクチンは危ないんですよね」と頓珍漢な対応をしてしまう。
だって、いままで批判しかしてないんだよ。それが仕事だったんだから。
これは野党もそう。
でもそれは仕方がない。いままで、一致団結することなんてなかったんだから。
東日本大震災のときも、マスコミはずっと批判して足を引っ張って政権に嫌がらせばかりしていた。
批判すべきときはあっただろうが、一番力を入れたのは「もう帰るんですか」報道だった。