俺が母親の胎内にいた頃から父親のDVが始まって、物心ついた時には既に母親を殺しかねない程DVがエスカレートしてた
母親は気絶するまで殴られたり水を張った風呂桶に窒息しかけるまで顔を突っ込まれたりしていた
俺はその一部始終をこの目で見てきた
小学校の途中で揉めに揉めた末に逃げるよう離婚が成立し、そこからは母子家庭になった
不幸中の幸いで俺自身はたまに蹴飛ばされる程度で大した被害は受けなかったが、幼児の頃からDVを目の当たりに育ったので心身ともに悪影響は受けている気がしている
俺は10代後半になって周囲との違和と生活の困難とを訴えて精神科を受診した
俺より8歳年長の兄貴は定型発達だし、親族には父親含めて発達障害らしき人が認められないので、もしかすると俺の発達障害(様の異常)というのは発達期に受けた面前DVが脳の発育に影響を及ぼした結果なのではないかという素朴な疑問を持っているというわけだ(以前に面前DVが小児の脳に与える悪影響に関する記事を読んだことから湧いた単純な発想)
これは本題から脱線してるので置いておくが、最近になって母親と当時の話をする機会があり、あれこれと訊ねている内に俺の記憶と母親の記憶が殆ど食い違っていることが発覚した
正確には改竄と呼ぶべきなのかもしれないが、事実と全く食い違っていること、それから俺自身の心象とを加味して喪失とした
1つは困惑
俺が推測するに、陰惨な記憶を保持していることに精神が耐えられなくて、自己保全の為に無意識が半ば能動的に記憶を消却してしまったのではないか
俺自身も、上述した″蹴飛ばされる程度の被害″は受けているのだが、これは実は兄から聞いた話であり、俺自身は完全にその被害を喪失してしまっており、未だに実感もないのだ
もしくは母親の脳に健康上の異常が発生していて、記憶障害の様な症状が発生しているのではないか
そうであれば医者にかかるべきかと思うが、この記憶の食い違い以外で母親の記憶力に問題を感じたことがないので、恐らく違うのではないかと思っている
いずれにせよ俺はかなり困惑している
もう1つは憤慨
母親はDVの被害者ではあるが、同時に面前DVの加害者でもあるというのが俺の兼ねてからの持論であった
離婚して以来、俺は登校すると発話に困難が生じて黙りこくってしまう、場面かん黙症という異常をきたした
小学校高学年にもなると遺書を書き残したり(思い返す度に恥ずかしくなる)、自殺未遂を起こしたりといったメンヘラ入門的タスクも達成した
幸いにも死に切る勇気がなかった為に今の現在まで死に損なったままだが、俺は20代を迎えてなお少年時代の陰惨な記憶の影響下に生きている
それなのに、当の母親はすっかりそんなことは忘れてしまったと言うのだから、少しは腹も立つ😡
こんな犬も食わない様な話を出来る友人もいなければ支えてくれる彼くんもいないので仕方なく増田に書く