2021-01-03

フェイ干し柿の登場が待たれる

食べられない干し柿、なるもの存在すると知った。


ウチの地元正月飾りに串刺しされた干し柿を用いる。

例年、鏡開きが済み、お飾りから降ろした干し柿普通に食べてた。

乾燥しカチカチに硬くなったもの酢の物に入れて柔らかくして食べてた。


年末正月飾り用に購入した干し柿帰宅してから包装の裏側を良く見ると、

「お飾り用 食べられません」

との旨の表記が。

干し柿を長年買ってきたがこんなの初めて見た。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策の絡み?が、そういった表記はなく。


ググってみると食べられない干し柿、随分前から存在するらしい。少なくとも15年前から

Q&Aサイトやら個人ブログやらは引っかかるが、生産者サイト公式にその理由を記したものが見付からない。

もっともらしい理由としては、

「発色良くする為に過剰に硫黄を用いている」

とあったが、購入したお飾り用干し柿、そんなに鮮やかなオレンジ色でもない。


そもそも干し柿とはそのままでは食べられない渋柿を食べられるようにし、また長期保存可能にする手段

食べられない干し柿存在するという発想自体なかった。

木に成った柿の実を収穫し串に刺し乾燥する行程と手間、非食用とすることで削れる部位が想像付かない。


お飾りから降ろした後、どうしよう?

「食べられません」

と明記され、その理由不明ものをさすがに口にする気にはなれない。

そのまま燃えるゴミの日に出すのも食べ物を粗末にしてるように見えて後ろめたい。

食べられないよう処理され何が添加されてるか分からないので、庭に埋めて肥やしにするのも気が引ける。

紙などに包んで見えないようにして燃えるゴミの日にコッソリ出すしかないのか。


しろ食べないことが前提であれば、鏡餅セットに同梱されたプラスチック製のフェイク橙、

あれと同様にプラスチック製で模したフェイ干し柿で十分でないか

食物そっくり(でも食べられない)を捨てる罪悪感から解放されるし。

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