2020-12-22

教育委員会のくだらないキャンペーン一言いいたい。

学校事務仕事をしているんだが、教育委員会から医療従事者に感謝のお手紙を書きましょう」みたいな能天気キャンペーンメールが届いてキレそうになった。

かに社会科見学とかでどこかの施設にお世話になったら、「皆んなでお礼状を書きましょう」という文化存在していて、私はそんなお礼状を何度も郵便局に持って行ったことがあるけど、それはお互いに通常営業で心と時間に余裕があるときにやることであって、必死に新型コロナウィルスや他の病気と闘っている医療従事者がそんなものを読んでほっこりするとは思えない。どうせ「先生が書けって言うから」と書かれた心のこもらない感謝手紙なんて、送る側の自己満足しかならないと思うんだが。向こうではソッコーでゴミ箱送りになると思うよ。

そんなものに貴重な時間お金を使うなら、医療従事者に特別ボーナスを出すとか、経営が苦しくなっている医療機関を救うためのクラウドファンディングをするとかそういう実利的な方向で動くべきで、小・中学生が直接医療従事者の役に立つことなんてほとんどできないと思う。そもそも教育委員会にそんなくだらないキャンペーンをやるための予算や人がついているなら、それをそのままコロナ対応に直接携わる部署プレゼントした方がよほど世のため人のために役に立つと思うんだが。

だいたい教育関係者マスコミも、子ども社会のためにやったことを無駄に持ち上げすぎだと思う。以前、自分お年玉とかを使って自作したマスク寄付した中学生マスコミ美談として取り上げてられていたけど、たとえ大人が作ったとしても手づくりマスクなんて医療機関では使いものにならないだろう。やはりプロ世界にはそれなりの品質保証された道具が必要なのだ

まぁ本人の努力全否定するのもアレなので、家族担任先生ぐらいは「頑張って偉かったね」と褒めてあげても良いと思うが、世間がその中学生自作マスクをいっちょ前の感染症対策に役立つ品物として勘違いさせるのはいかがなものかと思う。

事務職の世界では極力余計な感情差し挟まず、淡々自分のやるべきことをこなすのが良しとされるが、教員ちょっとしたこともいちいち美談仕立てにしたがるので、その感受性気持ち悪くて吐きそうになる。最近子ども自己肯定感を上げるために、何か良いことをしたら大げさに褒めるとかありがとうを言うとかいうやり方が流行っているようなので、本人の趣味でやっているわけではないかも知れないけど、とにかく傍で聞いているとイライラする。

本当にコロナウィルス感染して苦しい思いをし、その時お世話になった先生看護師さんにお礼の手紙を書くなら意味があると思う。だけど、何も実感がないのに上の人や先生から言われたからと書くお礼状はタダのゴミだ。

  • こらえてつかあさい 馬鹿に切れてもいいことないで

  • まぁその通りなんだけど、そのために元々多忙な教員の仕事が増えて、さらに多忙な医療機関がゴミみたいな感謝の手紙を受け取ることになると思うと誰も得しないじゃんね。

  • また百合子かよ…。思いつきだけで部下の仕事を増やしてないで、どっかから金引っ張ってきて医療機関とかに投下して欲しいんだが。

記事への反応(ブックマークコメント)

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