2020-12-18

社会不適合な人の末路

社会不適合者と言われる人は大体3パターンに分かれる。



1.単に環境が悪いタイプ

社会適応能力はあるのに今いる環境職場学校、家庭など)が悪いせいで心身を病んで本来能力が発揮できていないタイプ

こういう人は悪い環境から脱することができればリハビリ期間のようなものを経て徐々にまともな社会生活を歩むようになる。


2.環境は良いが本人に問題ありタイプ

本人が根っから社会不適合気質で、せっかく良い環境に恵まれてもそれを活用できず無駄にしてしまタイプ

社会不適合な言動を繰り返す内に周囲に「こいつは何をやってあげてもダメだ」「こいつには関わらない方が良い」と愛想を尽かされ、後述のパターン3に移行するケースがある。


3.環境が悪く本人にも問題ありタイプ

本人が根っから社会不適合気質で、しかも今いる環境が最悪なタイプ

周囲の態度は冷たく、誰からも助けを得られない。

状況によっては運良くパターン2に浮上するがこともあるがまたすぐパターン3に戻ってしまう。


パターン2や3の人が社会不適合になっている最大の原因は本人の生来能力の低さだ。

そこから抜け出すのは容易ではなく、大抵以下のようなことになる。




まず彼らは自身問題真摯に向き合えない。

本人にそもそもそうした能力が無いし周囲のサポートも無い(orたとえサポートがあってもそれを本人が生かせない)からだ。

彼らは自身問題根本的に立ち向かう努力を避けて都合の良い空想を始める。

自分社会不適合者であることには何か特別意味があるんじゃないか。」

自分は選ばれた存在なのでは?」

自分には何か秘められた才能があるのでは?」

自分は人とは違う崇高な存在からこそ俗世と折り合いがつかないのでは?」

そうやって考える内に彼らはこの結論に行きつく。

自分他者から羨望されるような特別存在であるべきだ/あるはずだ」

そこで実際に彼らに何かしらの芸術的才能や目標に向かって努力できる素質があればいいが、そうではないケースがほとんどだ。

特殊な才能もなければこれといった努力もできない。

けれど「特別存在になりたい」という願望だけは人一倍強い。

するとどうなるか。

自分特別扱いしない他者を恨むようになる。

自分が才能を発揮できないのは生い立ちのせいだと過去を悲観し続ける。

優れた才能を持ち成功している他者を妬んだり「運が良いだけ」と馬鹿にしたりする。あるいは逆に過剰に崇拝してゴマをする。

事あるごとに他人自分比較して優劣をつける。彼らの世界には常に自分より上の立場人間か下の立場人間しかおらず、誰かと対等な関係を築けない。


そして彼らがこのままでは何も手に入らないことに気づくと、当初あった「自分社会不適合者であるのは自分特別存在からだ」という考えが「自分特別存在でいるには社会不適合者のままであらねば」という考えにすり替わる。

彼らにとって自身社会不適合者であることは唯一手にしている「人とは違う部分」だ。

特別存在になりたい」という願望を手持ちのコマだけでどうにかしようとするのだ。たとえそのコマ本来であれば自慢できるようなものではなくても。

こうなるともう末期だ。

彼らは自分社会不適合っぷりを勲章のように振りかざし始める。

それらしい診断名をネットで見つけてはそれを自称してステータスかのようにプロフィールに羅列する。

人の人生は苦しみが大きいほど価値があると信じ、幸せそうな他者を見ては自分の大げさな苦労話を持ち出して水を差す。

他者被害を与えてそれを批判されると、自分攻撃されたと感じ自分が一番の被害者のように振る舞う



こうなってしまった人に対して他者がしてやれることはほとんど無い。

誰かの誠意ある諭しも励ましも彼らは求めていない。

彼らにとって自分否定する人は全員「私という特別存在理解できない愚か者なのだ

彼らはただひたすら自分空想に付き合ってくれる他者無責任賞賛しか求めていない。

  • 努力とか妄想なので。日本に生まれた努力とは? 建築動画を見てたら国連の難民CM動画が流れて気分が駄々下がったわ 一応、1000円から寄付できるのと寄付なので所得税から還元されるよ...

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