「小便漏らしたまま酒飲みながらずっと電車乗ってる爺って最悪だよね~~~」と言った時に「俺の爺ちゃんは小便漏らしたまま酒は飲んでない!!老人は最悪などではない!!」って噛み付いてるようなもんだぜ?
リピートアフターミー
例題として「小さくて 臭い そのポークビッツ しまえよ」って文章を思い浮かべてくれ。
まず、「形容詞」ってのは、「小さくて」「臭い」「その」の3つだ。形容詞は跳び箱みたいに沢山重ねていい。
そして形容される言語ってのはこの例だと「ポークビッツ」だな。
普通に「ポークビッツ しまえよ」と言ったなら、「それはこの地球にある全てのポークビッツをしまって命令かよ!」と反論されても、まあ相手がキチガイであってもこっちにも落ち度があったことにはなりうる。
でも「その」をつけると、目が届く範囲の何かしらのポークビッツになるわけだな。
でもこれだと「そのポークビッツってなんじゃあ!!!お前のチンコか!!!」って言われてもしゃーないわけだな。
そこで「小さくて」「臭い」をつけることで、「その」で指すような範囲にある「小さい」「臭い」ポークビッツだけが対象になるわけだ。
形容詞ってのは単語に加えるパワーアップパーツみたいに思われがちだが、実際はその会話における主語がこの地球に無数にある物体のどれなのかを限定する機能こそが本体なんだよ。
つまりこの増田の2行目で言ってる「小便漏らしたまま酒飲みながらずっと電車乗ってる爺って最悪だよね~~~」で最悪といいたいのは「小便漏らしたまま酒飲みながらずっと電車乗ってる爺」であって、全ての高齢者男性を貶める意図はないというわけだ。
わかったかね?
長い?
「動物園」に形容詞を付けてないやつらに言えよ
嫌ンゴお前に言うンゴ