2020-12-12

下ネタで恋が冷めた

(※フェイク入ってます、念のため)

中学時代、好きだった人がいる。

成績がずば抜けて良く、将来はすごい人になるんだろうなぁと教師を含む誰からも思われていて、そんな期待をさらりと背負えるような思春期特有の全能感がある、そんな人だった。

正直顔は全然格好良くはなかったけど、笑う時に顔が崩れるところとか会話から感じ取れる頭の良さとか、会話のテンポの良さとか、そういうところが好きになった。思い出はたくさんある、キラキラしてる。すごく好きだったのだ。

高校からは別々で会うこともなくなり、成人式で顔を見たきり顔も見たことがなかった。それでもすごく好きで、10年間好きだった。

自分でも、好きなのは思い出の中に生きている人だと分かっていたけれ、止められなくてずるずるとこの年まできてしまった。


地元は狭いコミュニティなので、浪人したことや有名大学へ行ったことも知っていたけれど、自分地元を離れていることもあって卒業後のことは知らなかった。ついこの間までは。

最近同級生Facebookで、その人があるアニメが好きらしいということを知った。そしてTwitter検索してみてしまった。アニメ+その人の名前で。


そこに出てきたのは、アニメオタクな男性だった。

別に大学友達がいなくたって良いし、就活で失敗続きだって良い。コミケ全日参加してても良いし声優の追っかけしてても良い。部屋に当然のようにキャラポスターがあっても良いし、グッズを全部揃えてても良い。仕事面白くなくても職場で話せる人はいなくても良い。それでも好きでいられる自信はあった。

だが、シコるだのオナるだのそういうことを頻繁につぶやいていているのは、想定外だった。正直ドン引きしてしまった。

行為自体はどうも思わないのだ。私だって性欲はあるし、自分で処理するのも当たり前だ。しかし、シコってきた、これからオナる、ち○こ!ま○こ!と恥ずかしげもなくつぶやいていてるところを見て、百年の恋、もとい十年の恋は冷めてしまった。


名大学を卒業して、充実した毎日を過ごしていると思っていた。私のことなんか忘れて、幸せに生きていると思っていた。

私は彼の知的な部分や楽しそうに生きている姿が好きだったから。

時々つぶやかれている冷静な文章を読んでいると惹かれる。ただ、その後その百倍つぶやかれている下ネタをみて絶望する。彼は自分のことを好きな人現れてくれとツイートしていたが、そんな人は消え失せてしまった。(今いたらごめん)


もちろん、悪いのは私だ。

勝手Twitterを見て過去ツイートから特定して幻滅するなんて趣味が悪い。

ただ、この行き場のない思いを誰にも言える訳がないので、せめて書いておいて誰かの目の止まるところに置いておきたかったのだ。


あなたのことを好きでした。

自分のことをブスだからと書いていたけれど、そんなことは関係なく、あなたが例えどうなっていても好きでいられる自信はあった。全能感を見せながらも実は自信のないあなた抱きしめたいって思っていた。でも、下ネタは私には無理だったみたいです。私の好きだったあなたはいなくなってしまったと思ってしまった。

本当にごめんなさい。勝手に期待して、幻滅して、それでもやめられずにTwitterを覗いてしまっている。

気持ち悪い、ゾッとするのは想像に難くない。ごめんなさい。同じことをされたら私もすごく嫌だからもう見ないし、あなたのことは忘れます

好きだったことを後悔はしていないけれど、やっと新しい恋をみつけにいけます


どうか、あなた絶望しているあなた未来に幸多いことを。

  • 付き合ってもないの?恋でもなんでもないじゃん あとお前が男の耐性なさすぎるだけだしめっちゃ鬱陶しいわめんどくせーな

記事への反応(ブックマークコメント)

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