2020-11-30

さない神レポートより出すクソレポート

文が書けない。

あらかじめアウトライン作成して原稿用紙に向かっても、結局最初の数行以降はアウトラインとは別の路線に進むことになる。結論も、どこをどう繋げるかも、頭の中から思考言葉を取り出しながら決めてきた。ていうか私の場合は書きながら練った内容の方が、事前に決めた下書きのそれよりも良いことがほとんどだった。

小学生ときからずっとこのやり方だった。

辻褄合わせの才能があったのか、一発書きでもそこそこ見れる出来にはなるのがいけなかった。そんな感じで生きてきて、作文コンクールの賞も貰っちゃったりして、人並みには文はかけてるみたいだから大丈夫っしょ!と思ってきた。完成品だけ出せばOKだったので、この下書きなしスタイルでも何とかなった。

それが、大学に入ったらいくつかの授業で突然文章の下書きを○稿目として何段階かに分けて提出しないといけなくなった。剽窃防止のためなんだろうけど。

一年生のときある講義先生から「君は、2段階に分けて出してもらったアウトラインと最終決定版のレポートの内容が違いすぎる。もっとアウトラインに沿って書くか、最初からアウトラインをきちんと練っておくこと」と言われた。

はー?最終的にはそこそこの内容になってるから良いじゃんと思いつつ、別の講義アウトラインを出すことになったときは真面目に何回も何回も考え直してアウトラインを提出した。でも結局最後にはテーマが同じなだけのまったく別の内容のレポートができていた。書き出すとやっぱりもっと良い内容が頭に浮かぶからだった。その講義先生には「最初から筋を通すことを意識すると手間がかからなくて済むよ」と言われた。

それを聞いて、私は「筋を通すことを意識すると逆に筋以外の細かい部分に気が回らないのではないか?」と思った。少なくとも私はそのパターンだ。

まだ卒論執筆の時期には入っていないが、その時期に入ったらまた苦労しそうだな…と思うのであった。まあ出さない神レポートより出すクソレポートって言うしね。

  • 作文とレポートは違(ry レポートは他者の感情に訴えかけるとかそういった技巧は必要ないからねー難しいよねー

  • 前提 問題提起 検証方法 証拠1 証拠2 … 考察 結論 みたいな話じゃないのか ここから横道に逸れるって何?

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