結婚相談所でいつからか相性マッチングシステムみたいなものができた。
相性の合う相手として表示される人でも、相手の希望条件が自分と合わない人も多かったので、お遊び的なシステムだなと思っていた。
本気で相性なんか割り出すつもりは無いが、ある程度統計データらしいもの使ってそれっぽい候補出して、本人の希望から検索している以外の人とも積極的に会える機会を増やしていく…のが目的なんだろうなと。
当初は検索だけだったが、性格分析マッチングができて、システム内SNS・簡単な日記と写真にイイネ付ける機能が出来て、相性の合う相手システムは3つ目くらいの大型アップデートだったと思う。
相性システムでは、紹介される相手が同い年から年下が不思議と多かった。
お見合い市場では女性は一般的に5歳から10歳上とマッチングする事が多い、とカウンセラーから説明されていた。で、そういうお見合いが多かったが、なかなか続かず。
そんな中でも交際が続いた相手は同い年付近が多かった。そういったここまでの成績なども相性システムには加味されていたのだろうか。
毎月、チケットを使い切るためにあれこれの方法で検索して申し込むのだが、相性システムでのマッチング結果で申し込む事も多くなった。
そんな中で申し込んで当たって結婚した夫は同じ学年、9ヶ月ほど下だ。
相性システムがどうやって割り出しているのか知らないが、案外バカに出来ないなあと思う。
結婚してから行きつけの美容院で報告すると、相手は年下ですか?と聞かれた。同い年ですと返したけど、そういう風に見えるものがあるんだろうかと思った。
そう思うと相性システムのロジックが今更に気になる。システム上で自分からは相手の希望年齢を設定した事が無かった。検索も自分の年齢プラマイ5歳で検索していたし。
性格判断は、性格傾向だけで他の条件が全く考慮なしだったので10歳20歳違う相手がマッチングされたりした。同年代に絞って確認するも、向こうの希望条件から自分が外れたりして、あまり使えなかった。
写真とコメント投稿のSNSは風景や料理など投稿し楽しく使えはしたものの、イイネをくれる相手とマッチングは無関係だった。イイネをよくくれる相手にお見合い希望を出してもお断り、ということがほとんどだった。実際、私も写真やコメントにイイネを付けるのにいちいち相手を見たりしなかった。ただ、会った人の中には写真を見て申し込んでくれた人もいるので、なにがしかのアピールにはなっていたのだとは思う。
結婚をスペックで考えるの本当におろかだと思う。 運命の人ってのは探すもんでなく、なるもんなんだと思うんだわ。スペックでなく、どういう関係性を築けるか。そここそが大事なの...
今までなるようにならなかった奴が集まって婚活してるんだからそれは酷ってもんよ