昨日、アメトークを見た。
スニーカー芸人という企画だった。数年前にも一度放送していて、今回は第二弾。
第一弾を見た時は気にならなかったのだが、今回は転売について当たり前のように語られていたことが気になった。
番組では、転売によって手に入れる、高騰した価格を「プレ値」と表現していた。
物によっては、発売当時は人気がなかったけど後年になって人気が爆発してプレ値になることがあるようで、まあそれは理解できる。
しかし、話題作で発売のときから抽選販売で、消費者の手に渡った瞬間からプレ値になるスニーカーを芸人の一人が紹介しては、他の芸人が「数十万出して買った」「欲しいけど手に入らない」などと楽しそうに団欒している。
欲しいスニーカーがプレ値になれば「高くて困っちゃいますよハハハ」と言いながら買うし、自分の持っているスニーカーの価値が上がれば勲章になるくらいに考えている。
だが確実にその裏にはあわよくば転売で稼いでやろうという悪どい人間がワラワラいるわけだ。
昨日の企画を見ていると転売ヤーの存在がどうしても気になってしまった。
この企画に出ていた芸人は皆売れっ子で金を持っているから基本的に買う側、数十万に値上がりしたスニーカーを大金払っても良いから手に入れたいという人達だろうから、おそらく直接的に何か悪いことをしている訳ではない。
(金持ちだから欲しい物なら金を積むのは厭わないとはいっても、やはり可能ならば定価で手に入れたいという想いはあるようだった。)
そういう世界も有るのは理解できるし好きな人は満足しているのだろうが、転売を肯定するような内容をテレビで大々的に扱わない方が良いのでは?と感じざるを得なかった。
あんなバイク買取屋のダイマ番組みるほうがどうかしとるやで
金持ちは数十万のプレ値のスニーカーを買う自分を評価してるので転売屋の功罪について考えてないんだろうな
金持ちがゴミみたいな現代アートの投機で儲けるのは高尚だっていうんだから、この世はずいぶん金持ちに優しい