夜空の星と街の明かりを対比する場合、夜空のほうは繊細・儚い・奥ゆかしい、街明かりのほうはガサツ・強すぎ・汚い、みたいなイメージで語られることが多いと思うんだけど、考えてみるとおかしいよな
遠いから小さく見えるだけで、実際はバカでかいしほとんど無限みたいな時間光ってる
それに対して街明かりはどうだよ
ひとつひとつは上空100キロとかまで離れたら見えなくなるようなかぼそい光だ
集まってるから衛生軌道上から見えるくらいにはなってるけど、恒星のように光ってるかっていうとそんなことは全然ねえ
そして、恒星のクソみたいな寿命に比べて街明かりのなんと儚いことか
100年保つ光源すらないだろう
せいぜい数十年で焼き切れるような、まさしく命を燃やして光ってるものばっかりだ、街明かり
肉眼では見えてるけど、星々の輝きは、もうこっちがその輝きを見てる頃にはない可能性もあるんだよね。