嫌な夢を見た。
目が覚めて時計を見たら
もう4限の授業が終わる時間で
今日も出られなかった、
先週久しぶりに出た講義でも
全くついていけなかったのに
今日出なかったことで
きっとますますわからなくなって
たぶん単位を取るどころではないだろう、
進級できないかもしれない、
俺はどんどん駄目になっていく、
落伍者になっていく。
そう絶望している夢だった。
30年前に実際にあったことだ。
30年の間、思い出すことはなかったのに。
結局大学は中退して
専門学校に入り直したんだけど
親父はあの時、どんな思いだったろう。
親父はもう亡くなってしまったけど
もう少し恩返ししたかった。
ツイートシェア
ようこそ ゲスト さん