2020-10-01

2020夏アニメお気持ち長文1

感想というには気持ち悪い長文だからお気持ちでいいや。

増田って一記事あたり3000字ちょっとで切れちゃうから削ったけど結局複数にまたがることになった。

こういう増田もありってことだ。

ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE

これまでのガンダムビルドシリーズはあまり好きではない面が目立ったが、今作は好きになれた。

リライズの好きな点は、ガンプラが本物であるかのように機能する異世界を導入したことガンプラガンプラでありながら機動兵器となり、またガンプラバトルはガンダムごっこでも競技でもゲームでもなくなった。かといってガンダム本編で描かれるような戦争でもない、絶妙塩梅

そして世界を救うためにガンプラ必要なのも良い。ヒロト達にとってガンプラはエルドラを救うための唯一の武器だ。ガンプラ世界を救うって、それ超素直なホビーアニメじゃん!!!

ネトゲログイン先が異世界になるだけで、これだけ変わる。

お話のここがいいとかキャラデがどうこうじゃない。企画と、設定と、前作との違いと、そういうのひっくるめた「作品のあり方」がたまらなく好き。

……ただこの境地に至るには、まず個人的微妙だったダイバー無印2クールに付き合わねばならず、更に設定隠しと溜め展開が続くリライズ前半1クールに焦らされる必要もある。長えよ。

しかしケモNPCがマジモンの異星人とわかることを前半ラストショッキング出来事として作ったことは、今振り返るとかなり良かった。見え見えだった「実はゲームではない」と不可分な要素だけど、このためなら引っ張るのは分かる。

文字ダイバーズがこれはゲームだと思い込んでいた分だけ、セグリの街ごとケモ達が死に、村も焼けて顔馴染みほとんどが傷付いたことはリセット不可能現実、という話のショックが強くなる。セグリにいたケモはジェド兄さん以外はほぼ知らないケモだけど、その分レジスタンス無関係人達を巻き込んで都市ごと皆殺しにされた喪失感に加え、無責任「ゲーム」を楽しんでいたことへの後悔と絶望も深まる。

この取り返しのつかなさを俺は当初よくある展開と流していたが、シドーマサキ解放とリクの登場で効いてきた。イヴの件で一切十字架を背負うことがなかった愛され先代主人公リクと違って、シドーマサキ視聴者が知らない疑似先代主人公。だからいくらでもケモ殺しへの加担という十字架を背負わせて良い。しかも彼の責を問えば、小文字ダイバーズにも「ゲーム」プレイしていて衛星砲による虐殺を止められなかった苦しみが返ってくるのだ。おつらいでしょう……おつらぁい……。

ネトゲ経由で異世界ログインちゃうWeb小説で、ゲーム経由故の痛みの無さと死の軽さを利用した常識ハックばかり見てきた俺にはなかなか堪える展開だった。忘れるな我が痛み。はいキスしてグッバイサーバリセット感想おしまい

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

いつかゆきのんを救うために続いてきた俺ガイルもこれで終わりか。マジでゆきのんのためのお話だったんだよなこれ。あえてギャルゲ的に解釈するならガハマさん(と戸塚と川なんとかさんといろはす先生小町ほか色々)は解決すべき問題が無いか初登場時に即消化したので、個別ルートで描かれるほどのドラマが残っていなかった。だから立てるフラグ自体存在しない。そもそもゆきのんのこと好きすぎだしな八幡ゆきのんの抱える問題解決できるのはゆきのん大好きマンだけだから八幡ゆきのん大好きマン以外になり得なかったとも言えるが。それにあれだけゆきのんのために尽力しといて、雪ノ下の問題解決できた!それはそれとして、おっぱいでっかいガハマさんと付き合いまーす!とか、そんなの通らねえだろ、話の流れとして。

プロデュース側が版権絵やグッズ展開でそれらしく見せていたヒロインレース的なものを、原作者渡航は全力で無視した。そんなテンプレは壊してしまえ、とばかりに。アニメがその原作をなぞる以上、かつてカットされた愛してるぞ川崎!を回想として入れたところで、既にアニメで川なんとかさんとラブコメする可能性は永久に失われてしまっているのだから、入れる意味が薄い。意味無いとまでは言わない。だってアニメ川なんとかさんすげーかわいかたから。小町かわいいマジでかわいいラノベに出てくる千葉の妹がみんなあれくらい素直にかわいいと良いんだけど、千葉の妹ってやつはどうしてこう。千種兄妹の何が人を狂わせたのか。ともかく小町八幡のやりとりいいよね。でも合格発表でガハマさんに泣き付くところが視聴者的には一番ポイント高い。

だいたいのことは原作完結時にkansou.txtに書き散らしたから、自分の中に言いたいことがキャラ萌えしか残ってない。強いて言うなら「ゲームまだかな」か。萌えと救済のマルチエンディング。それができるのはゲームだけだ。ほらこないだ完結したデートゲーム出たし。……どうやら俺の中ではアニメやる前にもう終わってた作品だったらしい。最終巻の先の話ではなく、それより過去の話をああしてほしいこうしてほしいとしか思えないし、それでさえ他作品の話に脱線するんだからな。もうやめよう。

どうでもいい、俺ガイルなんて。

ソードアートオンライン:アリシゼーション War of Underworld

面白かった。それは「シリーズ集大成」として過去シリーズの要素が多かったのもある。最後桐ヶ谷和人の進路を示すことで「キリト物語」の最終章になってもいる。

でもアンダーワールドという世界舞台にした「アリシゼーション」の完結編としては到底納得いかねえわ。

これまでのSAOは「プレイヤー自身生命を賭したゲームプレイする」話だった。毎回だれかしら命の危機に晒されながらプレイしていた。アリシゼーションはそこを発展させ「NPCが命懸けのゲームを生きている世界」を舞台にした。リアルワールドであるキリトも、アンダーワールドであるユージオもアリスも、アドミニストレータでさえ生きていて、全員が命懸けで戦っていたはずだった(だからこそ失われたユージオの命は、決して戻らなかった)。

けどそれをじわじわと「シリーズ集大成」が塗り潰していった。リアルワールドアンダーワールドも、ミクロな話からマクロの話まで全て「アンダーワールド大戦舞台にしたリアルワールド人同士のいざこざ」になり、「死んでも死なないリアルワールド人」がアンダーワールド蹂躙最後には200年という時をもって、かれらとかれらの生きたアンダーワールドを遥か過去へと押し流してしまった。大事大事アリスと、その身内一人を残して。

生きているNPCが死んでいき、生きているNPC物語としてのアリシゼーションも死に、NPCが生きる世界さえ……まあ作中で重要な生きているNPCアリスだけだし、メタ的にも「シリーズ集大成」にポッと出の知らない人の居場所があるわけないんだよな。でも知ってるユージオとアリス重要な役目担った!ヨシ!

……なわけがねえだろ!てめえらの魂はなに色だーっ!!

続く

https://anond.hatelabo.jp/20201001225254

https://anond.hatelabo.jp/20201001225505

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  • https://anond.hatelabo.jp/20201001225056 これのつづき 八月のシンデレラナイン Re:fine 前に見てなかったので、作画修正入ってタイトルの変わった再放送で今さら見たやつ。前は作画酷かったらし...

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