2020-09-30

紅白歌合戦ハードル

暇になるといろいろ考えることがある。この季節だと、年末放送される紅白歌合戦のこととか。

本当に売れてる人は紅白に出ないという風潮があったことすら忘れそうなくらいに、近年(というかここ10年)はその年に売れた人たちは紅白に出ている印象だ。

ただ、売れっ子が出るようになったからか、売れっ子しかさなくなったからなのか、紅白ハードルが高すぎるのではないか?と感じることがある。

Youtube1000万再生越え、配信チャートで大ヒット、アルバム10万枚以上売れる、知名度 etc..

紅白は他の民放音楽特番とは比較にならないくらいに視聴率が高いので、そのようなハードルが設けられるのも必然、とも思う。

ただ、売れてる人だけを出せばいいとは私は思わない。

ちゃん紅白歌合戦という番組大事にして、番組にあった人、雰囲気大事にしてくれる人を選ぶべきで、ランキングに乗ってる人だけをピックアップしてたらダメだと思う。

ランキングに載っている人たちはたいてい他の歌番組にも出ている、ヒット歌手なのだから、皆が知っている。皆が知っている人たちしか出ないから、予定調和に感じる。

新しい発見も、あるにはあるけど、やはり限界がある。

新しいものはどんどん取り入れていかなければいけないのに、知らない人が知ってる人になって、知ってる人たちが出ているだけになる。

それに、高すぎるハードルを乗り越えられる人たちばかりではない。ここ最近はそんなハードルを越えるような若手が、運よく紅白に出ているだけ。

その人たちは紅白ちゃんと夢を見ていてくれている証拠だ。

でも、最近紅白を見ていると、そんな夢をかなえるような場所には見えない。"付き合わされている"だけなのだ

オリンピックとか、ニッポンがどうのこうのとか、正直どうでもいい。若い子の夢をかなえるような場所であってほしい。

番組側が「おめでとうございます」を言えるのは、いつまでなのだろう。

紅白に夢がなくなった時、もうすぐ近くにまで来ていると思う

  • 紅白自体は別に新しい音楽の発掘とか、次世代を担う若手の発掘とか、そういう目的の番組とも思えない。 だから「だいたいみんな(このみんな、という基準が揺らいで難しい舵取りな...

  • 紅白に新人発掘みたいな役割を求める意味がわからん あれはまさに知名度の最大公約数で上から順に選んで見せる番組でしょ

  • とっくになってるけどな。50歳くらいのおっさんか・ 20代、30代はもちろん、40代以上でもTVに魅力感じてない層は、もうとっくにその次元超えてるゼ

  • 所詮は番組という商品なのだから儲かるように選んだらいい。 公平やポリコレなんて商売にプラスになるなら考慮したらいい。 NHKは公共放送だなんてほざくならさっさと民営化して、ど...

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