O*Oに入って1年。いろんなことが起こりまくってる。
この1年で、加入して脱退していく施設が全体の1/3ぐらい。3件取っても、そのうちの1件が1年以内、たぶんもっと短い期間で脱退している。
営業トークで聞くO*Oのメリットと、その実態があまりにも乖離しているからだと思う。
ビジネスモデルというか、ビジネスコンセプトはとても良いと思う。
確かに、個別企業として営業しているホテルが寄り集まったほうが集合知と効率が得られる。ただ、それはフランチャイズオペレーションが
ある程度のクオリティで提供できる前提であって、それができないのであれば、利益の食いつぶしでしかない。
管理職は英語ができる人が登用されているが、英語が売りで、ムダに給料だけ高くて能力は大したことない人が多い。
インド人経営層とのコミュニケーション上、英語力が必要だったのは理解できるが、能力が高くない人を選択的に採用しているところにセンスの無さを感じる。
そして、有能な人からどんどん抜けていく。
何が残るのか。
インドで作ったO*Oビジネスは日本の宿泊業界には通用しない。
ただ純粋に、すべてのクオリティが低すぎるので、バックボーンのシステムなど、すべてを作り直す必要がある。
逆にそれを世界にエクスポートできるぐらいになればよい。あえて日本だけに最適化するよりは、世界を見据えて。ベンチャーらしく。
残された時間は少ない。インド基準から脱却し、クオリティの高いサービスを構築するだけ。
この1年半で学んだことを活かして作れば、新しいO*Oが作れるはず。